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死後離婚

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  • サイズ 新書判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800311528
  • NDC分類 367.4
  • Cコード C0295

出版社内容情報

死後離婚を考える女性が増えているという。「死後離婚」とはどういうものなのか、様々な観点から追う。

内容説明

急増する「死後離婚」とはいったいなにか?「夫と同じ墓に入りたくない!」「姑の世話はしたくない!」「義実家と縁を切りたい!」「元の姓に戻したい!」…こうした妻たちの密かな願いをたった1枚の書類でたちどころに可能にする「死後離婚」。本書では実際に「死後離婚」に踏み切った体験者の声から、密接に絡み合う「お墓の問題」、「死後離婚」の予備軍とも考えられる現代の離婚事情について、そして、配偶者の死後の手続きや相続、「死後離婚」を考える上で起こりうるトラブルについてなど、多面的に迫る。

目次

第1章 死後離婚とはなにか(そもそも配偶者の死後に離婚できる?;夫が死んでも嫁と姑の関係は続く ほか)
第2章 夫と同じ墓に入りたくない妻たち(ケース1 同じ墓に入ることは死後の拷問…個人墓を購入した玲子さん;ケース2 夫の実家の墓では「死んでも死にきれない」…散骨を希望したはつさん ほか)
第3章 死後まで待てない!現代の離婚事情(日本が“離婚大国”になる日;妻の暴言で帰宅恐怖症になる夫 ほか)
第4章 知っておきたい配偶者の死後の手続きやお金(配偶者が亡くなった後の手続きにはどのようなものがあるか;相続の注意点やトラブルとその対策 ほか)
巻末 死後離婚に関係する手続き(復氏届―婚姻前の名字に戻したいときの手続き;姻族関係終了届―亡くなった夫(妻)の親族と縁を切る手続き ほか)

著者等紹介

吉川美津子[キッカワミツコ]
東京都出身。葬儀・お墓コンサルタント。『アルック』代表。葬祭業者『公益社』、仏壇・墓石販売業者『はせがわ』に勤務し、葬送の現場に従事。駿台トラベル&ホテル専門学校にて葬祭マネジメント学科非常勤講師としての活動他、雑誌等で葬送関連情報連載、全国で講演を行っている

芹澤健介[セリザワケンスケ]
1973年生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。日本に住む外国人の労働問題などを追いかけるほか、テレビや雑誌などで構成作家・ディレクター、ライター・編集者としても活躍

中村麻美[ナカムラアサミ]
行政書士のほか、葬祭カウンセラー、FP、宅建士の資格を活かして、相続、遺言をはじめ、お墓や葬儀の相談などライフエンディングステージの問題に幅広く対応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

67
こんな制度があっただなんて、と驚いた。「姻族関係の終了届け」少し前にテレビでこの特集を組んでたのを見た。夫亡き後も、舅姑義兄弟との不仲であれば尚更親族として続く関係は辛い。更には夫の兄弟親族が抱える問題、借金、遺産相続の争い、介護などに巻き込まれ、「嫁でしょ」なんて一言で押し付けられようものなら地獄。長寿大国のこの国、何年もどころが、何十年も苦しむなんてただただ恐ろしい。夫亡き後も悩まされるのは妻だけだなんて不公平だ。この制度を使うには色々と問題もあるけど、自分を守る為には絶対に知っておいて損じゃない。2018/05/17

おかむら

45
なんか怖っと読んでみた。夫が大嫌いになった場合、離婚すれば戸籍上も独身に戻れるが、死別の場合は同じ戸籍に残り続けるんだと。なので夫の親や兄弟などと親戚関係は途切れない。そのため辛い思いをする女性もいるとのこと。具体事例はなるほどそりゃやだわと思ったよ。親戚と縁を切る方法はとても簡単。書類出すだけ。そして死後離婚を考えるのは100%女性とのこと。これはやはり結婚は家に嫁ぐという日本の伝統のせいでしょう。姓を変えたり嫁やったり女性はしがらみが多いのでそのぶん恨みつらみも多くなるわな。女は怖いぞ呑気な男性諸君。2017/03/18

こうちゃ

23
☆4 「夫と同じ墓に入りたくない!」「姑の世話はしたくない!」「義実家と縁を切りたい!」「元の姓に戻したい!」…こうした妻たちの密かな願いをたった1枚の書類でたちどころに可能にする魔法のような書類[姻族関係終了届]。誰の許可を得ることなく密かに縁を切ることができるので、お守り代わりに持つのもありらしい。元の姓に戻したり、子供と同じ戸籍に入る際は別途書類が必要とのこと。ただし、一時の勢いで後で後悔なきよう。何の問題も無く結婚生活を送っている方には、配偶者の死亡後の各種手続きなどはいずれは参考になるはず。2017/03/27

mazda

20
生きているうちに離婚した場合は関係ないのですが、死別した場合、戸籍上は独身なので再婚もできるのですが、姻族関係、つまり亡くなった配偶者の両親との関係は継続するそうです。となると、介護などの義務は継続する、ということです…。おいおい、聞いてないよ、って感じですね。しかし、安心してください。姻族関係終了届という書類を役場に提出すれば、姻族関係を解消できるそうです。しかも、相続、年金受給などの権利はそのままに、純粋に姻族関係だけを断ち切れて、さらにその事実が姻族に知られることはないそうです。知っててよかった!?2018/09/13

フクミミ

17
夫の死後、義理両親、兄弟、親族と法的に縁を切る事が出来る「姻戚関係終了届」、旧姓に戻る為の「復氏届」本人の意思があればいつでも役所に提出できる、それも遺産の権利を有したまま。夫の姻戚関係に苦しむ妻は少なくない。夫に死後も義理家族に煩わされたら、毒薬やピストルの代わりにコイツをカバンに忍ばせて「いつでも縁切りしてやるぞ、オラオラ」とお守り代わりにすれば、多少は気持ちが落ち着くかもしれない。只、提出後、関係を修復したいと思っても出来ないそうなので ご利用は計画的に。2017/04/02

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