出版社内容情報
死後離婚を考える女性が増えているという。「死後離婚」とはどういうものなのか、様々な観点から追う。
内容説明
急増する「死後離婚」とはいったいなにか?「夫と同じ墓に入りたくない!」「姑の世話はしたくない!」「義実家と縁を切りたい!」「元の姓に戻したい!」…こうした妻たちの密かな願いをたった1枚の書類でたちどころに可能にする「死後離婚」。本書では実際に「死後離婚」に踏み切った体験者の声から、密接に絡み合う「お墓の問題」、「死後離婚」の予備軍とも考えられる現代の離婚事情について、そして、配偶者の死後の手続きや相続、「死後離婚」を考える上で起こりうるトラブルについてなど、多面的に迫る。
目次
第1章 死後離婚とはなにか(そもそも配偶者の死後に離婚できる?;夫が死んでも嫁と姑の関係は続く ほか)
第2章 夫と同じ墓に入りたくない妻たち(ケース1 同じ墓に入ることは死後の拷問…個人墓を購入した玲子さん;ケース2 夫の実家の墓では「死んでも死にきれない」…散骨を希望したはつさん ほか)
第3章 死後まで待てない!現代の離婚事情(日本が“離婚大国”になる日;妻の暴言で帰宅恐怖症になる夫 ほか)
第4章 知っておきたい配偶者の死後の手続きやお金(配偶者が亡くなった後の手続きにはどのようなものがあるか;相続の注意点やトラブルとその対策 ほか)
巻末 死後離婚に関係する手続き(復氏届―婚姻前の名字に戻したいときの手続き;姻族関係終了届―亡くなった夫(妻)の親族と縁を切る手続き ほか)
著者等紹介
吉川美津子[キッカワミツコ]
東京都出身。葬儀・お墓コンサルタント。『アルック』代表。葬祭業者『公益社』、仏壇・墓石販売業者『はせがわ』に勤務し、葬送の現場に従事。駿台トラベル&ホテル専門学校にて葬祭マネジメント学科非常勤講師としての活動他、雑誌等で葬送関連情報連載、全国で講演を行っている
芹澤健介[セリザワケンスケ]
1973年生まれ。横浜国立大学経済学部卒業。日本に住む外国人の労働問題などを追いかけるほか、テレビや雑誌などで構成作家・ディレクター、ライター・編集者としても活躍
中村麻美[ナカムラアサミ]
行政書士のほか、葬祭カウンセラー、FP、宅建士の資格を活かして、相続、遺言をはじめ、お墓や葬儀の相談などライフエンディングステージの問題に幅広く対応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
おかむら
こうちゃ
mazda
フクミミ
-
- 和書
- かいだんたまご