映画秘宝collection
日活不良監督伝 だんびら一代 藤浦敦

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  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800308146
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

制作費50億円!超大作『落陽』を仕切ったプロデューサーにして娯楽作を作り続けた職人監督。だんびら振回し映画界を闊歩した風雲児の記録!若山富三郎、勝新太郎、市川雷蔵との交友、戦前の時代劇、貴重証言満載!

目次

第1章 『落陽』の真実
第2章 職人監督の誕生
第3章 海女もののエキスパートに
第4章 ロマンポルノの終焉
第5章 日活の黒幕として
第6章 監督、俳優~撮影所一期一会
第7章 裕次郎とその時代
第8章 わが時代劇映画
特別篇 巷説時代映画

著者等紹介

藤浦敦[フジウラアツシ]
1930年、東京赤坂氷川下に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業後、読売新聞記者を経て、昭和29年日活に入社。日本映画史上最大の制作費50億円の超大作『落陽』の総監修・総合プロデューサーを務めた。そのほか、歌舞伎演出および脚本執筆、落語や人情噺の台本を書き、江戸言葉の研究指導を行っている。落語三遊派宗家

藤木TDC[フジキTDC]
1962年生まれ。フリーライター。執筆テーマは映画、芸能史、横丁・小路の歴史探索、実話マンガ原作など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさやん80

1
日活の監督だった著者が語る日本映画界の裏側。でも、親父さんが右翼の大立者だったというだけで、本人に仁徳があるわけでもなく、親の威光を借りて好き放題に生きてきたおじさんが虚実織り交ぜて好きなことを喋っているという感じ。構成の藤木TDCさんが、映画をよく見ていて、著者が喋りやすいようにおだてるものだから、とにかくいろんな話が飛び出す。確かに交友関係は広いので面白い話も多い。でも、人のことをバカだのチョンだのとこき下ろすその話しぶりは、ご本人の品性を現していて、いかがなものかなと思う。2016/06/12

Hirumanoya

0
コンテンツを作っているのは左翼だが、実は右翼がオーナーだった。出版・マスコミ業界で時々聞く話だが、実はかつての日活もそうだった、ということになりますね。2016/06/30

Pio

0
面白かった。談志やたけしと連なる「悪態話法」ってやつかな。2016/06/19

4310

0
遂に出た「ラスボス」本!映画史の通説を完膚なきまでにひっくり返してくれて、アラカン先生や西原儀一監督と並ぶ無類の面白さ。disられなかったのは「スノヤン(春原)・森永・吉村」のB面名匠トリオと後輩の村川監督だけじゃないですか。「舛さん・梅ちゃん」の新東宝ラインは一応評価するけど、B市さん・S順さんら松竹勢には執拗にキビしいところとかがおかしかったです。2016/03/09

tkm66

0
楽しく哀しいホラ吹きじいさん、かな。2016/02/26

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