内容説明
もう「知らない」では済まされない!2016年1月からいよいよ始まるマイナンバー制度。ひとりひとりに付番される12桁の数字は、生涯にわたってあらゆる場面で使われることになります。本書を読めば、マイナンバー制度の基礎知識から、個人番号カードの受け取り方、今後の情報連携の予定、気になる安全性やセキュリティ事情にくわえ、企業担当者・個人事業主が知っておくべき実務まで、マイナンバーについて知りたいすべてがわかります。
目次
第1章 マイナンバー制度とは?(一生使うマイナンバー;法人につけられる法人番号 ほか)
第2章 個人情報とマイナンバー制度(国に一元化され監視されるのでは?;不正利用で被害に遭うのでは? ほか)
第3章 マイナンバー制度の実務(企業のマイナンバー対応スケジュール;マイナンバーの取り扱いのポイント ほか)
第4章 こんなときどうする?実務Q&A(企業のマイナンバー取得の場面でのQ&A;企業のマイナンバー管理と利用のQ&A ほか)
著者等紹介
榎並利博[エナミトシヒロ]
株式会社富士通総研経済研究所主席研究員。1981年東京大学文学部考古学科卒業、同年富士通株式会社入社。1996年富士通総研へ出向。新潟大学・中央大学・法政大学の各非常勤講師および早稲田大学公共政策研究所客員研究員の兼務を経て、現職。電子政府・電子自治体、地域活性化、行政経営が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
22
来年1月~情報提供ネットワークシステム運用開始。18年、銀行預金口座との連動が任意で開始。メタボ検診、予防接種利例の管理を予定(5頁)。自宅にPCない人は役所に専用端末を置くので利用する(35頁)っておかしくないか。デジタルデバイドを解決や電子政府で投票率を上げるのが先決なのに、マイナンバー制度を先行させた罪は重い。大災害発生時利用(60頁~)。パスワード(76頁)も出てくるが、役所に知られているのは遺憾。2016/06/10
yukioninaite
1
個人情報保護法の本を読んだ時と同じ読後感。あの法律も前評判の割には、活かされているというより、形骸化ばかり目につきます。マイナンバーは整備に税金ばかりかかって、ボロばかりが出てくるような気がします。2016/01/19