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歴史新書
神社でたどる「江戸・東京」歴史散歩

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800307125
  • NDC分類 175.936
  • Cコード C0221

内容説明

東京の歴史といえば、どうしても徳川幕府以降の「江戸」のイメージが強い。だが、「江戸以前」の繁栄の歴史も大変に長く、かつて東京が「武蔵国」と呼ばれたころから連綿と育まれてきた伝統や文化が、現在、私たちが暮らす大都市・東京の骨肉となって脈々と生きつづけている。「江戸・東京」の歴史的な時間の流れを縦軸とし、横軸の基点には神社を据えて見ると、祀られている神様、創祀した人物、神社を崇敬した人々の姿が、時空を超えて浮かび上がってくる。日頃、何気なく通り過ぎていた地元の神社、勤め先の近くにある小さな祠、それらの存在に注目してみれば、様々な時代の歴史や世相が見えてくる。

目次

第1章 神社で探る古代の江戸・東京
第2章 「東国武士団」の面影を神社に訪ねる
第3章 戦国の混乱と江戸開発の幕開け
第4章 徳川家康の都市計画と江戸の守り神
第5章 徳川将軍にゆかりの神社
第6章 江戸庶民の信仰を集めた藩邸内の神社
第7章 江戸の「名所・名物」「事件・物語」の舞台をめぐる
第8章 江戸から東京へ―神社でたどる帝都の歴史

著者等紹介

戸部民夫[トベタミオ]
1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜の女王

16
東京の神社を時代ごとに解説している。特に古代中世の部分が面白い!古い神社は国分寺から多摩にかけて多く、古代の東京は西の方が開けていたことを実感。これは区部に住んでいるとなかなか分からないことだ。西ヶ原の平塚神社の古さにビックリ!あの辺りが豊島郡(今の豊島区とは比べ物にならない広さ)と言い、豊島氏の居城があったとか。その豊島氏を滅ぼしたのが太田道灌。道灌に攻められた豊島氏の姫が身を投げたのが石神井氷川神社。道灌の娘の病気平癒祈願で創建されたのが駿河台の太田姫神社。神社の由来って面白い!2016/07/07

bvbo

3
街歩きの参考に。2018/08/19

U-G.Kintoki

0
内容も物量も物足りないけど、サラリとした読物としてはアリだったかな。江戸に偏り過ぎてないのが良かった。2016/12/28

rbyawa

0
g074、あくまでも神社と限定されているのは読み始めてから気付いたので、あれ、片割れの寺院がいない、という気持ちになることもあったり、国府(大國魂神社とくっ付いてました)とか一の宮とかなどへの言及がなかったりと微妙に偏っていたような、と思ったものの、平将門だの菅原道真の三男だのと触れられているのを見るとあれか、敗残者への共感のある土地ということがメインで語られていたってことかもなぁ。要するに御霊信仰なんですがそれ以降もある意味でその気質が残ったのかもなぁ、平安時代後期の流行なので、なかなかしつこいな多摩w2016/08/07

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