内容説明
「深淵」「傷口」「時代」など2字熟語のモチーフの詩篇が22篇。一見整然と配列されているが、「言葉のもつ根源的な自由」を追求した1篇1篇には、「原体験を直接に何ひとつ声高に訴えたり告発したり」しない、パウル・ツェランに比すべき「生」の深い井戸が内蔵されている。
目次
深淵
来歴
冬空
傷口
眩暈
記憶
時代
歳月
日暮
沈下〔ほか〕
著者等紹介
たかとう匡子[タカトウマサコ]
1939年神戸生まれ。日本現代詩人会、日本詩人クラブ、日本文芸家協会、日本ペンクラブ会員ほか。「第三紀層」「火牛」同人
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