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歴史新書
なぜ、あの名将は敗れたのか―失敗から学ぶ「敗軍の将」23の教訓

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800307088
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

出版社内容情報

真田幸村、豊臣秀吉、徳川家康…敗れていった武将たちから学ぶ「敗軍の将」23の教訓。

内容説明

「敗軍の将は兵を語らず」という言葉が『史記』にある。「戦いに敗れた大将は兵法について語る資格はない」という意味である。だが、敗因を知ることは、後世に役立つはずである。戦国最強と謳われた大名たちでも、一度も敗れたことのない武将はいない。その失敗から再起を賭けて立ち上がった賢将もいる。本書は、二十三人の名将たちの敗戦を分析し、そこから、さまざま教訓を引き出す。

目次

第1章 敗軍ノ将ニ学ブ(1) 「現場感覚」「大局観」の欠如(大内義隆―やる気をなくした武将の末路;陶晴賢―権力を得たあとの慢心 ほか)
第2章 敗軍ノ将ニ学ブ(2) 己の正義に殉じる不器用な性格(明智光秀―「主君殺し」に正義はあったのか;柴田勝家―織田家筆頭のプライドが生んだ悲劇 ほか)
第3章 敗軍ノ将ニ学ブ(3) 負けるべくして負ける(武田信玄―敗戦が生んだ「不敗の名将」;豊臣秀吉―人たらしの妙技が光る天下人 ほか)
第4章 敗軍ノ将ニ学ブ(4) 窮地からの挽回はなるか(山中鹿之助―度重なる敗退にもめげない信念;毛利勝永―最後の一戦にかけた男 ほか)
第5章 敗軍ノ将ニ学ブ(5) 天下取りより大事な自分らしさ(大友宗麟―決戦よりも信仰を選んだキリシタン大名;足利義昭―幾度しくじっても、へこたれない生き方 ほか)

著者等紹介

河合敦[カワイアツシ]
1965年東京都生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学。文教大学付属中学校・高等学校教諭。早稲田大学教育学部講師。教育活動のかたわら精力的に執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

m

8
失敗から学ぶ武将もいれば一度の失敗で命を散らす武将もいる。実力ももちろん大事だが、運に左右されることも多かったのではないかと思う。戦国の世は儚いなぁ。2016/07/19

金吾

3
敗れたことのある武将のその後や原因を書いた本です。やや雑に感じましたが、読み物として楽な気分で読める一冊です。2020/02/01

Humbaba

3
たとえ能力があったとしても、人の心を察する事ができなければどこかで足元をすくわれてしまう可能性が高い。成功するためには他の人の協力が不可欠であるが、自分で多くのことができるからこそ他人との接し方が下手になってしまいがちである。失敗には理由があるので、それを学ぶことで同じミスをすることを防げる。2015/11/18

おかポン

2
所謂、敗北を喫したことのある将を取り上げた一冊。歴史の敗者だけでなく、勝者もまたその一生において大敗北の経験を得、それを糧にしていることが読める。敗者から見た歴史は面白い。2019/11/07

makottia

2
敗戦を糧にした人、そうでない人。敗戦しながらも自分を曲げなかった人、敗戦を受け入れて生きた人。いろいろな人生を一冊で読むことができる。自分はどの武将に当てはめられるだろう…と読み進めました2016/03/23

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