内容説明
皇居や東京の町中に残された江戸城の建物や石垣は、城の歴史を物語る貴重な存在だ。こうした遺構を手がかりに、城を守る仕組みや隠されたエピソードをわかりやすく解説。本書を手に、身近ながらも意外に知らない江戸城の秘密を解き明かしにいこう。
目次
第1章 江戸城を知る10の秘密(どこからどこまでが江戸城なのか?;江戸城は本当に日本一の城だったのか? ほか)
第2章 江戸城を歩く―遺構と構造の秘密(江戸城にはなぜ坂道が多いのか?;渦巻き状の濠は風水にもとづくものなのか? ほか)
第3章 江戸城の歴史―築城から現在までの歩み(太田道潅時代の城の姿とは?;江戸開府以前、家康はなぜ城を改修しなかったのか?; ほか)
第4章 江戸城内の政務と生活―将軍や大奥の暮らしとは(将軍の政務の場と生活空間はどこか?;将軍の一日の行動とは? ほか)
著者等紹介
原史彦[ハラフミヒコ]
1967年、岐阜県出身。東京学芸大学教育学部卒業。現在、徳川美術館学芸部部長代理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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