内容説明
ゴールデンロッドエッグ、国策雑炊、けんちゃん豆腐!?不可思議なレシピ名、謎の調理工程…作ってみたら美味・珍味の連続!グルメ業界歴20年の著者がたどり着いた温故知新の実践型・食エッセイ!
目次
第1 カレーの部
第2 和食の部
第3 洋食の部
第4 中華の部
第5 卵料理の部
第6 デザート、飲料の部
第7 調味料の部
著者等紹介
小野員裕[オノカズヒロ]
1959年北海道生まれ、東京都練馬区育ち。文筆家、大衆料理研究家。17歳からカレーの食べ歩きを始め、横濱カレーミュージアムの初代名誉館長、「オールアバウト」のB級グルメガイドも務め、書籍、雑誌、テレビなど数多くのメディアで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaoriction@本読み&感想リハビリ中
22
村井弦斎『食道楽』は以前から読みたいと思っているが、なかなか手が出せずにいる。本書は「明治・大正・昭和のレシピ本に載っている、不可思議で気になる料理の数々」を再現するという。著者は「横濱カレーミュージアム」の名誉会長、小野員裕とあり、第一部はカレー。その一品めが村井弦斎作品から。益々『食道楽』を読みたくなってしまった。様々なレシピは興味深いが、写真がモノクロなのは痛い。カラー口絵だけではちょっと満足できないな。「おわり」にのシンプルについての文章に痛感。料理とはシンプルイズ ベスト、温故知新、なのだ。2016/03/12
はる
11
図書館本。本を読んでいても食べものの情景は気になるし、夢の中でもけっこうしっかり食べていたりする。作らなくても料理の本も好き。この昔レシピの本!引用文と挿絵が楽しいぶん、せっかくの再現料理画像が少し残念。いっそ料理もイラストが良かったのかな。(カラー口絵もあるのだけれど)国策雑炊が今となってはとても贅沢雑炊で、西洋ずしが面白ピラフ!そしてカレー粉無しのカレー飯に絶句。おろし大根に砂糖を加え缶づめパインに混ぜる!不思議デザート。おススメしてくれた方に心からのありがとうを!2015/06/09
牛田モー
3
ミートソース、牛肉シチウ、ホースミーエッグスが美味しそうなので作ってみよう(o^―^o) スパイスや調味料があまり豊かではない時代、真正面から食材に向き合いシンプルに調理することが何よりなんだろうな。ピータンのレシピの「製法は至って困難でありますから作ってあるものをおもとめ下さいませ」に大爆笑wレシピちゃうやん! 引用元の料理本も読んでみたい!2015/03/11
HAL
1
なんじゃこりゃ?から侮れないものまで諸々。当時のレシピも見ていて楽しいんだが、材料が結構大雑把というか「良い加減」で、というのが多い。そんだけ大概の人が経験による「塩梅」が分かってるってのが前提だったんだろうなぁ、となんかしみじみ。つーか、マイかーちゃんも「自分の加減」でやっているからレシピ教えてと言われると困惑しているなー(*´∀`)2016/11/08
ganesha
0
日本人は昔から食に対してアグレッシブだったんだな。2016/05/10