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信長研究の最前線 - ここまでわかった「革新者」の実像

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800305084
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

niwanoagata

19
訳あって、今頃読む。なかなか面白かった。ただわずかに古く(2014)、そもそも僕がより新しい本もかなり読んだのでそこまで新鮮さは無い。信長の道路政策に関しては、長澤論考では評価は普通。個人的にはもう少し高くは見ていたが、どうなんだろうか。確かに伝馬制を敷くところはある程度整備していただろうし、その時期とより古かっただろう。後考を待つ。結局信長の政策が活気的出会ったのは誰がなんと言おうとそうだろう。ただその制作は"革新的"とは限らず、他の武将もしていた。信長だけに注目すると、目立つが、全体的には普通なのかも2020/06/19

スー

19
織田信長の実像を政治、軍事、文化経済の3部に分けて迫る。政治は朝廷と幕府との関係については今までの権力者とたいして変わらない。義昭の事はそれなりに尊重していた。徳川家康は当初は対等な同盟者だったが最終的に織田の軍団長のようになっていた。軍事は一番期待して読みましたが期待外れでした。桶狭間と長篠の勝因の説明は結局、幾つかの説を紹介するだけで、後は明智光秀を始め多くの裏切りにあった原因の説明でした。光秀の謀叛は長宗我部との関係が原因。後は尾張衆ばかり優遇する信長の片寄った人事と動員力を増やすための新領地政策2018/01/08

futabakouji2

12
お~。信長ってここまで研究が進んでいるかと知れて満足。どうやら機内での政治は三好から受け継いだのが多いらしい。しかも楽市楽座は信長の専売特許ではなく他の大名、武将もしている。人材活用も能力のあるものではなく、尾張時代からの譜代衆を贔屓にしていた。松永久秀が筒井と対立していたことから離反。いや参考文献も多くあるので入門書として巡り合えてよかった。2019/08/17

スプリント

11
目からウロコの歴史的事実が満載でした。 本書に書かれている内容が全て真実とは限りませんが日本史の楽しさを満喫できる内容でした。2016/12/24

とし

11
天才、革命家といった、メディアのステレオタイプの信長像に一石を投じる本。研究の「最前線」とはいえ、2年前の本なので、あまり新鮮味はなし。知ってる話ばっかりだしなあ。まあ新書はこんなもんか。歴史小説だけで専門書までは読んだことがない、戦国時代とか信長とか織田家について初級者なら、それなりに得るものが多いかも。個人的には「官位」と「四国」に関するテーマには読むべき部分があった。2016/11/15

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