歴史新書
あなたの知らない「春画」の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800303950
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0221

内容説明

春画はポルノグラフィと同じなのか?江戸時代人は春画を何に使ったのか?貸本屋の「目玉商品」だった春画本。出合茶屋・遊廓・湯治場に必ずあった春画。はっきりしなかった「春画の利用法」が、スッキリわかる!

目次

第1部 江戸初期 木版画の登場と春画の普及(時代の動向 日常生活に顔を見せはじめる春画(一六七二~一七六四年)
春画は誘惑の道具―菱川師宣
菱川師宣のアイデア―古山師重・杉村治兵衛 ほか)
第2部 江戸中期 江戸人の生活に溶け込む春画(時代の動向 錦絵の登場と貸本屋の活躍(一七六四~一八〇〇年)
夢うつつにて―鈴木春信・菊川秀信・鈴木泰信・司馬江漢
春画は色恋の仲介者―磯田湖龍斎 ほか)
第3部 江戸後期 豪華な多色摺木版画と春画の受難時代(時代の動向 時代の流行に敏感に反応する春画(一八〇〇~一八六八年)
御後室は派手好み―葛飾北嵩
女の気を魅く手軽な手段―菊川英山・渓斎英泉 ほか)

著者等紹介

白倉敬彦[シラクラヨシヒコ]
1940年、北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。長年、独立した編集者として現代美術から浮世絵にいたる美術書を編集。我が国屈指の浮世絵・春画研究者である。現在、国際浮世絵学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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