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内容説明
期待の新人アイドルが迷走と暴走の果てにゾンビとして甦るまでの空振り芸能人生10年史。増ページ&増グラビアで装いも新たに大復活!
目次
ご挨拶
芸能界デビューまでの歩み
二〇〇四年 一九歳
二〇〇五年 二〇歳
二〇〇六年 二一歳
二〇〇七年 二二歳
二〇〇八年 二三歳
中締め
アイドル増量日記
二〇〇九年 二四歳
二〇一〇年 二五歳
二〇一一年 二六歳
二〇一二年 二七歳
二〇一三年 二八歳
著者等紹介
小明[アカリ]
1985年1月14日生まれ。千葉県出身。2002年、第四回ホットドッグプレスドリームガールズの準グランプリに輝き、芸能界デビュー。グラビアアイドル時代を経て、現在はフリーのアイドル/ライターとしてネット番組に出演しながら、多数の雑誌に寄稿中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
27
実に面白くていいですねえ。心が壊れそうな人の独白は面白いのが多いのですが、多くは苦い気持ちになります。それは心が壊れる要因に負けた上にそれを認めて楽な方面に逃げてしまうのですが、人の柔らかい心に飢えている卑しい獣である心を壊す要因は追い続けて飲み込んでしまうのです。著者はぎりぎりで踏ん張ります。心身ともに痛かったと思います。歯を食いしばりながら踏ん張っているのです。読んでいるとき、この著者の背中をバン、と叩いてあげたくなります。と言いつつ読んでいると著者は読者の背中をバン、と叩いてくれます。いい本です。2018/07/23
tomi
23
5年前に出版された本の増量版(ほぼ再読)。精神的にも苦しかった19歳から23歳までのブログが元になっているが、アイドルのブログ本とは思えぬほぼ文章のみの構成で読み応え充分。小明さんはライターとしても活躍されているが、文章力も高く非常に面白い。ネガティブ思考満載で才能がないと繰り返しているが、作家としてやっていける文才があると思う。◇増量部分は長めの後書きという感じ。続編を出版してほしい。2014/03/04
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
8
パニック障害とか鬱とか、病名はいろいろあっても要はキャパオーバーになった心のSOSのサイン。しかしここまで追い詰められてなんで辞めなかったんだろ、と不思議。辞めなかったからこそ今があるわけですが。だからあきらめるな、辞めるな、とはよぅ言いません。サバイブできたレアなケースですから。しかししょこたんとの繋がりといい、やはり自分が何を好きかってことはっきりさせておいて、それを発信するということは超重要。2016/02/13
じょり
8
結構苦労しているんだなぁと。正直デビュー当時から知っているわけではないにわかファンなので、申し訳ない。ただしょこたんブログで名前を見た記憶はありました。有吉反省会でゾンビアイドルとして出てから興味を持ったんです。見た目以上に受け答えがまともだったのでいい子なんだろうなと。そしたらこの本の内容ですよ。病むほど苦労しているからこそ今がある。今後も息の長い活動を期待します。2014/07/13
akari
8
長年彼女のブログを愛読していたが、実はこんなことがあったのかという事実がぼろぼろと出てきて衝撃の連続。少なくともファンなら必読。ファンでなくてもショッキングでダウナーなエピソードをネタに昇華してなんでもないように書いてしまう彼女の文才は必読。笑いながら鬱になれるアイドル本なんて、なかなかないです。2014/01/30