内容説明
誰しもの体にある物質、「胆汁酸」を知っていますか?今、その胆汁酸が、ダイエットや糖尿病改善に効果があると注目されています。日本でもすでに高コレステロール血症の治療薬として、アメリカでは糖尿病の治療薬として活用されている胆汁酸ですが、実はおなじみの食材で、同様の作用をもたらすことができるのです!血糖値が気になり始めた「糖尿病予備軍」に知って欲しい、副作用ゼロ!の血糖値コントロール法を紹介します。
目次
第1章 メタボ、糖尿病の救世主!?「胆汁酸」とは何か(誰の体内にもある物質、「胆汁酸」とは何か;“腸管のせっけん”ともいえる胆汁酸の働き ほか)
第2章 胆汁酸で糖尿病が改善する!(糖尿病患者とその予備軍は2000万人以上!;増加する高コレステロールと糖尿病の合併 ほか)
第3章 胆汁酸を排出し、メタボ、糖尿病を改善する食事(胆汁酸と食事の関係;新しい胆汁酸が代謝のスイッチをオンにする! ほか)
第4章 「腸もみ」でさらに胆汁酸排出!(「腸もみ」とは?;便が溜まりやすい場所はどこ? ほか)
第5章 もっと知りたい胆汁酸(胆汁酸でダイエット効果!リバウンドも無理な運動もなし;腸内細菌と胆汁酸の密接な関係 ほか)
著者等紹介
渡辺光博[ワタナベミツヒロ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、兼環境情報学部、医学部兼担教授。ヘルスサイエンス・ラボ代表。東北大学遺伝子実験施設博士前期課程、フランス国立ルイパスツール大学分子生物学科博士課程卒業。2006年「胆汁酸の調整で肥満、糖尿病が改善」をイギリスの科学誌『ネイチャー』に発表。その後、多くの国際誌に掲載されている。肥満とメタボリックシンドロームの診断・治療法を研究。健康長寿社会を目指し、胆汁酸を介した新しい糖尿病・肥満・動脈硬化・心の病の治療法の開発を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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