歴史新書y
「朝敵」から見た戊辰戦争―桑名藩・会津藩の選択

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800300553
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0221

内容説明

戊辰戦争は、ほぼ一年半で終結した。しかし、西日本に関しては、一ヶ月もかからずに大勢が決した。なぜか。新政府側は、諸藩に対して素早く外交・軍事的な圧力を加えたからだ。反新政府勢力の代表格だった桑名・会津藩の両藩を中心に、新視点=「朝敵」側から見た戊辰戦争史。

目次

幕末政治と桑名藩
第1部 鳥羽伏見戦争の「朝敵」藩を考える(新政府から「朝敵」と目された藩;「朝敵」藩、汚名返上への道)
第2部 桑名藩の戊辰戦争―「朝敵」指定と再興への道(松平万之助の恭順と桑名開城;嘆願運動―酒井孫八郎の戦略;桑名藩の再興)
第3部 会津戦争は、なぜ発生したのか(「朝敵」藩討伐の様相;会津戦争への道―世良修蔵の真意;「朝敵」藩を「討」という意味を考える;会津藩を戦争に導いた原因は何だったのか)

著者等紹介

水谷憲二[ミズタニケンジ]
1975年三重県生まれ。日本福祉大学経済学部経済学科卒業後、愛知学院大学大学院文学研究科歴史学専攻博士前期課程修了。現在、三重県立博物館臨時職員(人文科学)。専攻は、幕末維新政治史・地方史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

り こ む ん

8
朝敵とされた潘が、いかにして宥免の獲得に動いたか、京都所司代の桑名。京都守護職の会津。同じ鳥羽伏見で主犯格とされた両潘でも、無血開城となった桑名の状況と反政府の砦として、破れし者が集結し、多くの血が流れた会津の比較が面白い一冊。ただ、各章に重複文がかなりあるので、読みにくかった。2013/02/14

such

3
会津藩についてはいろいろと読んだりしていたが、桑名藩については初めて知ることばかりで、勉強不足を感じた1冊でした。2013/02/22

かばんもち

2
なぜ、桑名が戦地にならなかったが、よくわかる内容。重文が多い。2013/03/04

かのこ

1
八重の桜から戊辰戦争に興味をもち読みましたが、事実を列挙するいわゆる新書な感じで、正直難しくて途中までしか読めなかった。。。2014/09/26

(ま)

0
#7712016/08/16

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