内容説明
17人のランナーが語る絆、絶望、奇跡、歓喜。箱根で襷をつないだ人間にしかわからないことがある。
目次
第1章 栄光の箱根路(神野大地(青山学院大学)―「箱根の神野」で終わるつもりはありません
設楽悠太(東洋大学)―箱根はあくまでレースのひとつ、特別でもなんでもない ほか)
第2章 箱根に残してきたもの(村澤明伸(東海大学)―今の自分を知ってもらえたのは箱根駅伝のおかげ
町澤大雅(中央大学)―自分が44秒速く走っていれば本戦出場も叶ったはず ほか)
第3章 “常勝軍団”青学スピリット(渡邉利典(青山学院大学)―自分の役割を見つけて、そこでトップを目指しました
一色恭志(青山学院大学)―制限のあるなかで戦った箱根は青春でした ほか)
第4章 もう一度目指す箱根(渡辺康幸(早稲田大学)―箱根は別格、「箱根で優勝すればすべてよし」という時代でした
藤田敦史(駒澤大学)―練習して努力することが、“我慢”ではなく“手段”になりました ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
14
箱根駅伝は正直結果をニュースで知ったり、他の番組のCM中にザッピングで見たりするぐらいで、ずっと関西在住の身としては関東の大学ばかりだという印象しかないです💦 内容としては、17名のランナー達の長距離を始めたきっかけや箱根駅伝に対してどの様に向きあって来たのか、そしてその後の人生にどう活かしているのかを本人が語っているかがまとめられており、興味深く読む事が出来ました。2020/01/13
フラちゃん
3
毎年たのしみに観ている箱根駅伝のスター選手たちのインタビュー集。表紙にもなっている三代目山の神・神野大地はテレビで見ている通りの(良い意味で)少年のまま(笑)。飄々としているのにあの力強さはすごい!そして無名だった彼に才能を見出してスカウトした原監督はさらにすごい!!同大学の森田くんは中学時代に、中央大の入寮資格である5000メートルを14分40秒台で走る逸材。勝つためには勝てる材料を揃えるわけだが、チームで戦うためには個々の高い能力だけでは足りない事、2020/11/17
funkypunkyempty
1
★★★★2025/06/18
ぱぴ
0
箱根駅伝前にサクサクっと読了。設楽くんのようにたんたんとしてる選手もいるけど、沿道のものすごい応援が力になる選手がほとんどなわけで、今度の大会はどんなかんじになるのか心配ではあるけど、やっぱり沿道での一般の人の応援や観戦はやめてほしいとしか言えないな。残念だけど。2020/12/20
merci
0
⭐︎⭐︎⭐︎箱根駅伝のスター選手の声を丁寧に拾っている。2021/11/30