内容説明
ロシアの武装商船の船員ステパノフは、日本に漂着したところを捕らえられたが脱走。江戸市中に侵入した可能性ありとのことで緊急配備が敷かれた。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳・通称おゆうも、女岡っ引きとして招集される。そんな折、ステパノフの移送責任者の配下が死体となって発見され…。外交問題にまで発展しかねない大事件に、おゆうは現代科学捜査を武器に挑む!
著者等紹介
山本巧次[ヤマモトコウジ]
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第13回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』(宝島社文庫)で2015年デビュー。現在は鉄道会社に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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出版社内容情報
江戸と現代を行き来する関口優佳こと「おゆう」が、最新科学で江戸の難事件を解く人気ミステリー最新作! ロシアの武装商船アリョール号の船員ステパノフは、日本に漂着したところを捕らえられ、長崎へ移送されることとなった。しかし、陸路護送中、何者かの手引きを受けて脱走、江戸市中に侵入した可能性ありとのことで緊急配備が敷かれ、同心の伝三郎やおゆうにも招集がかかる。そんな折、ステパノフの移送責任者の配下が死体となって発見され……。不穏化する江戸時代の日露関係の渦中で、おゆうは現代科学捜査を武器に、事件解決に奔走する!
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