加工食品の危ないカラクリ

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784800299260
  • NDC分類 588
  • Cコード C0077

出版社内容情報

年々進化する加工食品の世界。味覚や食感をコントロールする最新の食品技術によって演出される「マジック」を解き明かす。価格変動リスクに対応する技術、代替食品を本物に限りなく近づける食品添加物……業界人だけが知る驚異の「フードマジック」最新事情。

内容説明

食品添加物のデパート「食パン」、缶詰のサケのほとんどはカラフトマス、クリスマスケーキの製造日は3ヵ月前、加工肉製品の「茶色」はカラメル色素、あなたは知らない「超加工食品」の秘密。

目次

1章 秘密(クリスマスケーキ―1日で大量出荷されるケーキは「秋」に作られて冷凍保存;マグロ―安価な「ネギトロ」の原料になる「ホソカツオ」や「ガストロ」 ほか)
2章 正体(タピオカ―主成分は炭水化物で高いカロリー 着色料にカラメルやイカスミも;フェイクミート―欧米で急拡大するフェイクミート 主な原料は大豆やエンドウ豆 ほか)
3章 超技術(プロトン凍結食品―冷凍とは思えない冷凍食品が出現 食感と鮮度を保つプロトン凍結;フリーズドライ食品―急拡大するフリーズドライ市場 油分の多いメニューも可能に ほか)
4章 添加物(醤油―「子ども科学電話相談」でバレた醤油の添加物「酢酸ナトリウム」;人工甘味料―甘さは「砂糖の数万倍」!だが人体への影響は未知数 ほか)
5章 謎(コンビーフ―空気を抜くために開発された「台形」巻き取り式の缶詰;アイスクリーム―賞味期限の表示がない食品の1つ「品質劣化」は本当にないのか ほか)

著者等紹介

郡司和夫[グンジカズオ]
1949年東京生まれ。法政大学卒業後、出版社編集部長を経て1980年よりフリージャーナリストに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

92
高度に加工された大量生産食品「超加工食品」。スナック菓子、パン、ソーセージ、炭酸飲料などなど。あり過ぎて書ききれない。この摂取量が10%増えると癌のリスクは12%高まる。だが加工食品や食品添加物の全てが悪いと断言することはできない。摂取量の問題らしい。この本は毎日食べる食品について理解を深めようという本。知っていて選ぶのと知らないで選ぶのでは大違い。だって沢山の超加工食品に囲まれているのだから。食品だけではなく紙コップや缶詰の話も参考になった。ビタミンCのサプリを飲んでいたけどやめることにします。2019/12/14

ゆり

0
いつもと違うジャンルの本を。へー!って勉強になることがほとんど。ただ、本の内容が正しいのかどうか判断できるくらいの知識がないことがちょっと悔しい。 温泉卵を遠赤外線で大量生産してる っていうことは、「よく知ってるー」ってなった笑2022/03/02

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