出版社内容情報
「公的年金だけでは老後に約2000万円不足」と指摘した金融庁の報告書が議論を巻き起こしています。若いうちなら、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)など「長期・積立、分散投資」の制度を利用して定年までに2000万円をコツコツ貯めるのも可能でしょう。しかし定年に近づくにつれ、「長期・分散」などと悠長なことは言っていられません。本書は「定年までに株式投資で2000万円貯める方法」を解説。億単位の資産を持つ投資の達人たちの手法を紹介します。「何歳でいくらの資金を持っていれば65歳までに2000万円貯まるのか」という形で、年齢別・投資資金別に、読む人それぞれの条件に合った投資の方法を開陳します。
内容説明
突然金融庁から発表された「老後資金として2000万円が必要」という報告に、驚きと焦りを感じた人も多いはず。しかし、今から準備をしても遅くはありません。もちろん、年齢や手持ち資金の額にもよりますが、そうしたさまざまな条件に応じて、65歳までに2000万円を作るための投資・蓄財ノウハウをわかりやすく解説します。
目次
第1章 チャートの先読みで老後資金を確実に稼ぐ相場式チャート活用術(1限目のポイント 技術さえ身につければ2000万円も夢じゃない;年齢別シミュレーションでわかった!50代でも10年で2000万円達成は可能 ほか)
第2章 株価の現実的な利回りを知るところから2000万円達成を考える(2限目のポイント 達成可能な株価の利回りを見極めよう;株式投資の平均利回りは4~5% 決して万能ではない ほか)
第3章 株式投資と、積み立てやファンドを組み合わせて2000万円達成の可能性を探る(3限目のポイント 無理のない投資&貯蓄の組み合わせ;リスクを最小限に抑えて2000万円を目指すマネープラン)
第4章 米連続増配高配当株・配当再投資戦略で2000万円を稼ぐポートフォリオ(4限目のポイント 2000万円達成のための秘密のポートフォリオ;アメリカの連続増配高配当株の配当を再投資して増やす ほか)
第5章 7年後の株価を予想する多段階配当モデルを使った長期投資で増やす(5限目のポイント 株価が下落しても気にならない長期投資の手法;DOE(株主資本配当率)をベースにした“手堅い成長株投資”で資産をつくる ほか)
著者等紹介
相場師朗[アイバシロウ]
株歴約40年の「株職人」。現役プロトレーダー。国内外の金融機関にディーラー、ファンドマネジャーとして勤務した後、現在は自己資金の運用をメインに、トレード技術の講演活動で日本のみならず世界を飛び回る毎日
かぶ1000[カブ1000]
中学2年(1988年)から株式投資を始め、専業投資家歴31年目。2019年7月には累積利益4億円突破。資産バリュー株、ネットネット株を中心に、株主資本成長率を重視した投資スタイルがメイン
www9945[WWW9945]
1996年より本格的に投資を始め、2014年には清掃会社を退職し、念願の配当金生活に入る
バフェット太郎[バフェットタロウ]
米国株ブログ『バフェット太郎の秘密のポートフォリオ』を運営
山本潤[ヤマモトジュン]
コロンビア大学大学院工学修士。外資系ファンドマネジャー歴20年。顧客の累積の利益は1000億円を突破。現在は(株)ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチにてポートフォリオをメルマガにて配信中。年間400社を訪問取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。