仁徳天皇陵と巨大古墳の謎―「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録記念

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784800296764
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

今年の夏、大阪の百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されることが確定的となりました。古代史の遺産が初めて世界遺産となります。本書では、49基から成る巨大古墳群、百舌鳥・古市古墳群が作られた時代背景、CG再現による当時の古墳の姿、仁徳天皇稜・誉田御廟山古墳などを含む、それぞれの古墳の特徴などを完全図解で紹介。現地に訪れた際に役立つモデルコース、天皇陵でいただける「御陵印」の紹介など、古墳の魅力を堪能できる一冊です。

内容説明

2019年7月、世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群。河内平野にある両地は日本屈指の古墳密集地帯である。本書では、この古墳群にまつわる数々の謎を、水谷千秋氏監修のもと解き明かしていく。

目次

第1章 世界一の巨大古墳はなぜ造られたのか(古代日本に危機をもたらした大陸の動乱;中国の歴史書に記された「倭の五王」 ほか)
第2章 巨大古墳から古代日本を読み解く(なぜ巨大古墳は河内平野に造られたのか;古市古墳群 14代仲哀天皇と岡ミサンザイ古墳(仲哀天皇陵) ほか)
第3章 百舌鳥・古市古墳群の謎(古墳には誰が埋葬されているのか;なぜ古墳の向きはばらばらなのか ほか)
第4章 古代日本を知る5種の出土品(武具;馬具 ほか)
第5章 百舌鳥・古市古墳群全89基ガイド(古墳めぐりのススメ;百舌鳥古墳群 堺市 ほか)

著者等紹介

水谷千秋[ミズタニチアキ]
1962年、滋賀県大津市生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士課程満期退学(国史学)。博士(文学)。堺女子短期大学教授・図書館長。日本古代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

19
ああいう巨大古墳が近所にあったらお散歩コースやランニングコースにして健康になるのにな~っていつも思う。いいなあご近所の方々。歴代天皇の概説と彼等の陵墓として想定される古墳の説明と空中からの写真と。周濠は古墳の飾りに水がたまっちゃったもの。反正天皇は身長3mで歯並びがきれい。継体帝の息子さんの安閑帝の陵墓からはぺるしあ製のガラス椀が見つかった。御陵印も集めてみたいなあ。面白かった。2021/05/16

まさおか つる

2
いったいどうつくられた?なぜ巨大古墳が2ヵ所に分離?なぜ河内平野に集中?なぜ向きがバラバラ?なぜ宮内庁は調査させない?なぜ「前方」「後円」なのか?なぜ「環濠」があるのか?なぜ天皇陵には鳥居があるのか?なぜ周囲に「陪塚」が?2019/12/07

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