出版社内容情報
今年の夏、大阪の百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に登録されることが確定的となりました。古代史の遺産が初めて世界遺産となります。本書では、49基から成る巨大古墳群、百舌鳥・古市古墳群が作られた時代背景、CG再現による当時の古墳の姿、仁徳天皇稜・誉田御廟山古墳などを含む、それぞれの古墳の特徴などを完全図解で紹介。現地に訪れた際に役立つモデルコース、天皇陵でいただける「御陵印」の紹介など、古墳の魅力を堪能できる一冊です。
内容説明
2019年7月、世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群。河内平野にある両地は日本屈指の古墳密集地帯である。本書では、この古墳群にまつわる数々の謎を、水谷千秋氏監修のもと解き明かしていく。
目次
第1章 世界一の巨大古墳はなぜ造られたのか(古代日本に危機をもたらした大陸の動乱;中国の歴史書に記された「倭の五王」 ほか)
第2章 巨大古墳から古代日本を読み解く(なぜ巨大古墳は河内平野に造られたのか;古市古墳群 14代仲哀天皇と岡ミサンザイ古墳(仲哀天皇陵) ほか)
第3章 百舌鳥・古市古墳群の謎(古墳には誰が埋葬されているのか;なぜ古墳の向きはばらばらなのか ほか)
第4章 古代日本を知る5種の出土品(武具;馬具 ほか)
第5章 百舌鳥・古市古墳群全89基ガイド(古墳めぐりのススメ;百舌鳥古墳群 堺市 ほか)
著者等紹介
水谷千秋[ミズタニチアキ]
1962年、滋賀県大津市生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士課程満期退学(国史学)。博士(文学)。堺女子短期大学教授・図書館長。日本古代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
まさおか つる