宝島社文庫<br> レッド・イカロス―警視庁捜査一課八係警部補・原麻希

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宝島社文庫
レッド・イカロス―警視庁捜査一課八係警部補・原麻希

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800296658
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

累計34万部突破! 大人気〈ハラマキ〉シリーズ最新刊! 女性班から捜査一課八係に異動となった麻希のもとに、法務大臣からの捜査依頼が届く。内容は、法務省が行っている治安調査において、ある住宅街で老人の不審な孤独死が続いていることが発覚したというものだった。新たに捜査一課に配属となった平成生まれの“スマホ刑事”とともに、麻希は不可思議な連続孤独死事件の捜査に挑むが、その裏には老人を狙ったオレオレ詐欺事件、さらには巨大な陰謀が隠されていた――。

内容説明

捜査一課八係・八班に異動となった原麻希。そこへ平成生まれの手塚大翔巡査部長が配属されてくる。いつもスマホを手放さない手塚を、上司の広田達也は「スマホ刑事」と揶揄する。そんななか、住宅街での不自然な連続孤独死が発覚。事件のにおいを嗅ぎ取った麻希は捜査にあたるが、その裏には過去に日本を震撼させた悪質な事件が隠されていた―。キレ者女性刑事が活躍する、人気警察小説シリーズ最新作!

著者等紹介

吉川英梨[ヨシカワエリ]
『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

72
ハラマキシリーズ。捜査一課八係に異動になった原麻希警部補。広田と麻希の過去を刑事たちがアレコレそんなにいじるか?と思うくらいだが本人たちの割り切りの見事さはすごいね。この辺り、女性作家ならではの許される部分もありかも。事件は5人の高齢者の不自然な連続死を捜査することになるが、見えてきた驚愕な事件の真相。平成生まれの新任刑事がスマホを手放せないことからスマホ刑事と揶揄されながら彼自身の結婚問題も絡めながら事件に突っ込んでいく。そしてまやもや麻希のオンナ心が疼き始めるラストに何?何?!続くのか~~~!2019/08/24

えりこんぐ

59
ハラマキ3rdシーズン①。捜査一課の広田率いる8係。広田にマキに原田に鍋島、そして平成生まれの手塚。連続する老人孤独死を調べてたら、これがまたとんでもない展開になり、エンディングにはまた大きな敵がー!ハラマキシリーズやっぱり面白すぎる(゚∀゚) 不器用な上司・広田とイマドキ男子手塚くんに芽生えた絆がまた良かった。【積読15】2021/01/27

momi

53
ハラマキシリーズ!!その後…麻希は捜査一課八係に異動!新しく始まりの展開!!老人の孤独死が大きな事件へと進展していきます。ハラマキシリーズなのに本人「麻希」の出番が少なっ!!主役交代かと思ってしまうぐらい新人刑事が活躍!でもとっても面白かったから良しとしましょう♬2019/08/19

Yunemo

47
女性秘匿捜査官、女性犯罪捜査班、そして捜査一課八係、久し振りのハラマキの活躍。著者、作風変えたかな。老人の不審な連続孤独死から突き詰めていくと、とんでもない犯罪が。この視点ってなかなか思いつかないもの。もう忘れかけてた日本自体を震撼させた昭和の詐欺事件、その壮絶な結末、確かにあったと改めて思い出します。でも不鮮明、何が詐欺だったのかも、よく覚えていずに。事件化する老人の孤独死、底にあるのは少子化は正しい、長寿が問題との展開方法。貯めた金を外に出さない老人は悪の権化、なんてことで正当化する犯罪、ちょっとね。2019/10/14

坂城 弥生

43
麻希と同じ班になった新人くん。もっと邪魔してくるタイプのダメな男かと思いきやまともに成長していて感動。2019/08/27

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