出版社内容情報
地震や集中豪雨、台風、水害など自然災害が多発する日本列島のしくみを図解する地学版「見るだけノート」です。「震災」「火山の噴火」のメカニズムをビジュアルで解説。複数のプレートがひしめく日本列島では有史以来、いくどとなく巨大地震の脅威にさらされてきました。本書で日本列島のしくみを学ぶことにより、防災に関わる基礎知識を身につけることができます。度重なる自然災害への危機管理としても、うってつけの一冊です。
内容説明
世界一わかりやすい地震・異常気象のしくみ!
目次
00 地学は何のために学ぶ?
01 大陸移動説とプレート・テクトニクスを知る
02 日本列島とマグマの関係とは?
03 日本列島の地理的な特異点を知る
04 巨大地震と噴火が日本列島を襲う?
05 日本列島の地形と水害
06 列島各地で発生する異常気象
著者等紹介
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
1955年、東京都生まれ。理学博士。東京大学理学部地学科卒。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は地球科学・火山学・科学コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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乱読家 護る会支持!
5
北へ移動した琵琶湖。富士山の成り立ち。もともと一つの湖だった富士五湖。沈降で何度も水没している京都と大阪。地底のマグマだまりに充分にエネルギーを溜めた桜島は、いつ噴火してもおかしくない。 日本列島を作った4つのプレートの話か、最近の自然災害増加の話まで、、、絵を見てるだけである程度わかります。。。 さて、地球温暖化対策の話。地球の歴史から見れば、今の我々が脅威に思っている温暖化は、全く大した事は無い。「地球を守る」という表現よりも、「人類という種を守る」為の温暖化対策とした方が、しっくりくるのだが、、、2019/11/11
しゃお
2
重ね地図は二枚で、それらを特殊用紙で重ねて表現する効果がどれほどあるのか謎。本文がなぜか1字下げしていないので読みにくい。挿し絵も一部わかりにくい。 と、ちょっとしたことが気になるけど、悪い本ではないです。理科の勉強を思い出しました。タイムリーにチバニアンの話も載っていました。2020/01/19
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0
全体を把握する上で丁度良いバランス。2021/02/13
みっちゃん
0
初心者でもわかりました。日本の成り立ちとか、火山や糸静とか、フォッサマグナとか気候とか。ブラタモリで断層とか興味持ったので読んでみました。南海トラフ地震はちょっと理解できて、もっと色々勉強したくなりました。2021/12/02
Masa
0
ダウンバーストの説明で、「下降気流が出ちゃいそう」と我慢し「出ちゃった」と頬を赤らめる積乱雲がkawaii2020/03/08