出版社内容情報
「西洋美術の見方」をわかりやすく解説する入門書です。技法と歴史的背景の両側面から理解すれば、名画を見る楽しみが倍増。フェルメールの線遠近法、点描法、ダ・ヴィンチのスフマートなど、巨匠の技法について詳細に解説します。歴史的な背景に基づき、象徴学・記号論的なパーツの意味や、当時の流行・風潮を研究した結果、固まってきた最新の定説も紹介。この一冊で、西洋美術の新しい見方を身につけることができます。
内容説明
不朽の名画の歴史と技術がビジュアルでわかる。フェルメール、ダ・ヴィンチ、ピカソ…世界の名画100点超。
目次
1 西洋美術のルーツ
2 中世美術
3 ルネサンス
4 バロック美術
5 19世紀絵画
6 20世紀絵画
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおみ703♪
12
こ最初は、印象派中心だったが、この手の本をいろいろ手にとるうち、私の中で広がりが出てきた。 さて、画家の最も有名な1枚、というとゴッホだと「ひまわり」、ムンクだと「叫び」。モネだともちろん「睡蓮」。そのモネの睡蓮の中で一番はというと、太鼓橋の睡蓮が、一番多く掲載されていたように思う。これは違った。佐倉市にある川村記念美術館の睡蓮だ。しかも、唯一、日本で所蔵されている作品だった。明日、たまたま川村記念美術館に行こうとしていて先週予約したところ。この睡蓮をまじかに観ることが楽しみ。2020/11/07
クサバナリスト
6
美術史の復習として読んだだけ。特に新しいものはなかったかな?2019/08/03
M
3
西洋の絵画史の基本的な流れが簡潔に抑えられており、時代背景や時代毎の代表的な作品解説がされているので、美術に関心を持ち始めた自分にとっては格好の入門書であった。画家が職業としての自覚を持ち、持ち前の個性を生かしていくのがルネサンス以降であるため、基本的な流れを押さえた上で、それぞれの時代や様式に自分のお気に入りの画家を見つけて、作者や作品の深堀りを行いながら、その時代背景や画家の個性を味わい、同時に自分の感性も磨いていきたいと思う。本書で学んだ西洋美術の見方をベースに独自の視点を深化させていきたい。2019/06/20
A.KI.
3
タイトルは売るためにつけたような感じがプンプンだが、内容はシンプルにまとまっていてよかった。別に一流でなくとも美術が好きなら知ってて当たり前なレベルの画家がほぼ全てだが、改めて時代を追って代表的な画家や絵画を知るにはよいかと。あとはギリシャからローマ、そしてヨーロッパへ…と美術に限らず歴史の流れもなんとなく勉強できるかと。俯瞰して見ると自分もバロックの画家にわりと好きなのが多いなあ…とか思ったり。ここからさらに掘り下げていくポイントを探すのも良いかもしれません。2019/08/06
kaz
1
著者の本は「カラー版 1時間でわかる西洋美術史」に次いで2冊目。西洋の絵画史の概要をつかむにはちょうど良いといった印章。系譜等は、少しわかりにくいかもしれない。2020/01/26
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