出版社内容情報
専門誌が書かないマット界の裏ネタを報じた「別冊宝島」プロレス・スキャンダルシリーズの知られざる舞台裏。プロレス氷河期に花開いた「暴露本」の歴史に見る業界裏面史がここにある。選手、フロントからの抗議、恫喝、内容証明。初めて明かされる「情報源」とスクープの内幕。プロレスファンの好奇心に応え続けた15年の総集編。
内容説明
「スクープ」はこうして生まれた!抗議、リーク、呼び出し、内容証明…プロレス暴露本の壮絶な舞台裏!
目次
1章 新日本の暗黒(「PRIDE」記者会見場での「出禁」事件;記憶に残る全日本プロレスの「理不尽対応」 ほか)
2章 忘れ得ぬ人々(相次いだプロレスメディアの休刊;坂口征二の証言に対するミスター高橋氏の「言い分」 ほか)
3章 ノア・クライシス(危機が表面化した「地上波中継打ち切り」;不自然すぎた「ノアタワー構想」 ほか)
4章 告発者たち(2度目の身売りで加速した「新日本1強」の構図;「ヤラセプロレス撲滅」を叫んだ白石伸生社長 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
0607xxx
10
別冊宝島が報じた2000年代以降のプロレス界のスキャンダルの裏側。新日の暗黒期から始まり、どのスキャンダルも興味深いが、やっぱりWJとノアの話が群を抜いているように思う。2019/05/30
尿酸値高杉晋作
6
一連の「暴露系」別冊宝島を読んでいないと全く面白くないと思う。 そのムック発行の裏話なので。2019/03/17
Masaru Yamada
5
2021年2冊目。明日から仕事なのでライトノベル的な感覚で読み始めたが、内容が濃すぎるため、明日からの出勤が嫌になる・笑笑 新日本、WJ、ノア、橋本真也元夫妻、泉田純、フロントなど過去に掲載したプロレス暴露本の後書きのような編集者から見た取材対象者の話。本当に闇が深い。ノアを舞台とした巨額詐欺事件なんて世間は全く知られていないのに、突っ込んだ取材がされているに感心する。これに比べたら芸能界のスキャンダルなんて可愛いもん・笑笑2021/01/04
hori-chan
3
吉本興業の話なんてもう、と思わせるスキャンダルの数々。2019/08/13
decoded_jp
2
別冊宝島のプロレス暴露本シリーズを作っていた編集者の回顧録。 選手もフロントもファンも全員変人。泉田選手の悪気の無いめんどくささが印象的。スクープ写真を売った金で海外放浪に出るファンの話も面白い。2019/02/28