出版社内容情報
第17回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作です。大賞史上最年長者が描くシニア連続殺人事件! 71歳、無職の植田ツネが殺された。手には将棋の「歩」を握らされ、ポケットには「銀」を入れられて。それから2週間後、75歳の高倉純江が殺された。遺体の側には、「歩」があった。愛知県警捜査一課の女性刑事・水野優毅は、所轄の佐田とコンビを組んで捜査を進めていたが、再び事件が起こる。被害者に共通点が見出せず、捜査は暗礁に乗り上げてしまった。そんななか水野は、あることに気づく……。連続殺人事件の意外な繋がりが明らかになった瞬間、驚愕の真相が浮かび上がる。
内容説明
71歳の老婆が自宅で殺された。片手に握っていたのは将棋の「歩」、ポケットに入っていたのは「銀」の駒。その後、名古屋市の老人が次々に殺害されるが、なぜか全ての現場には将棋の駒が残されていた。被害者の共通点も見いだせず行き詰まるなか、捜査一課の女性刑事・水科と佐田はある可能性に気がついて―。事件が描く驚愕の構図とは?被害者たちの意外な繋がりとは?衝撃のデビュー作!『このミステリーがすごい!』大賞第17回優秀賞受賞作。
著者等紹介
井上ねこ[イノウエネコ]
1952年、長野県生まれ。中京大学法学部卒業。測量会社に勤務し、定年退職後、古物商の免許を取りネット古書店を経営。趣味は詰将棋創作で、詰将棋パラダイス半期賞、日めくり詰め将棋カレンダー山下賞を受賞。第17回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『盤上に死を描く』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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夢追人009
KAZOO
あも
おかむー
ちょこまーぶる