羽生善治×AI

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  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800291660
  • NDC分類 796
  • Cコード C0095

出版社内容情報

将棋史に残る激闘となった2008年の「竜王戦」。7番勝負でまさかの「3連勝4連敗」を喫し、渡辺明に敗れた羽生善治は人知れず「研究会」をスタートさせていた。10年間に及ぶ「2人だけの研究会」で何が行われ、羽生は何を目指したのか。研究パートナーであり「羽生の右腕」として知られる棋士・長岡裕也が、「誰も知らない羽生」をここに明かす。

内容説明

最後に頼れるのは人間の決断である。「羽生の研究パートナー」が初めて明かす、絶対王者が「アナログ」を重視する理由。

目次

第1章 1本の電話(元旦の「着信」とその相手;名門「八王子将棋クラブ」が結んだ縁 ほか)
第2章 「VS」の真実(「持ち時間20分」の2番勝負;まさかの「オヤジギャグ」が炸裂 ほか)
第3章 ソフトとの10年戦争(「2015年には人間に勝つ」という予言;90年代に世界王者を負かしたチェス・コンピュータ ほか)
第4章 人口知能時代の本質(話題を呼んだ「高速道路理論」;「行くと決めたら必ず行け」 ほか)

著者等紹介

長岡裕也[ナガオカユウヤ]
日本将棋連盟棋士五段。米長邦雄永世棋聖門下。1985年東京都生まれ。少年時代の羽生善治が通った名門「八王子将棋クラブ」で腕を磨き、1997年に棋士の養成機関である奨励会に入会。2005年に四段昇段、プロ棋士となる。序盤研究に定評があり、戦術書の著書多数。2009年より羽生善治との研究会をスタートさせ、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

22
羽生九段のVS(対局研究パートナー)を務めるプロ棋士・長岡裕也五段の羽生論。印象度B  前半は「長岡五段からみた羽生九段」で、後半は「羽生とAI」みたいな感じ。名誉ある羽生九段のVSに指名された理由は、同じ八王子将棋クラブの出身であること、将棋雑誌に長岡がプロ向けの高度な序盤研究を発表していたのを羽生が見て、とのこと。にしても、特に接点のなかった羽生さんという「神様」からVSの指名電話が来たとき(お正月だったそうだ)は、まさしく宝くじに当たったような感覚なんだろうなー。長岡と羽生のVSの勝率は2割とのこと2021/09/24

16
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/02/post-87a6.html2019/02/27

緋莢

15
図書館本。著者は2009年から羽生善治と2人で「研究会」(正確に言うと、2人だけなので「VS」。研究会は 4人以上らしい)をしているプロ棋士。もっとも、羽生善治は他に少なくとも2つの研究会に参加しており、一つは木村一基、松尾歩、村山慈名がメンバー、もう一つは佐藤紳哉との研究会との事。なので帯の<「羽生の研究パートナー」が明かす絶対王者が「アナログ」を重視する理由>は、やや大袈裟かな~と。目次の中に<まさかの「オヤジギャグ」が炸裂>というのがありましたが(続く 2019/11/10

チェアー

15
なんで羽生さんは長岡さんを研究のパートナーに選んだのか、ずっと謎だったが、この本で理由の一端がわかった。長岡さんが見た羽生像はとても人間的で、相手にとても気を使う紳士だ。AIの進化があっても、将棋の究極の結論探しは人間の頭でやるほうがいい、という確固たる考えがあるようだ。なにより彼は将棋が楽しいから、もっと強くなって別の世界を見たいから、将棋を続け、努力しているのだ。2019/04/30

higurashi_jp

7
羽生さんは将棋ソフトを使いこなせていないような気がする。 それは年齢的なことなのかもしれないと思った。2021/04/18

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