宝島社新書
カラー図解 戦争は戦術がすべて―世界史を変えた名戦術30

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  • サイズ 新書判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800289056
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0222

出版社内容情報

「アウステルリッツの戦い」「ナチスドイツの電撃戦」から現代の特殊戦まで、世界史に名を残す30の戦いをとりあげ、戦闘のドクトリンと言われている9つの原則がどのように作用したのかを検証します。9つのドクトリンとは、「目標の確立」「攻勢」「防御」「集中」「節用」「機動」といったもので、戦争だけでなくビジネスにも通じるメソッドです。監修者は元陸自の指揮官。戦術のプロが戦争の分岐点を徹底解説します。

内容説明

「勝者には勝つだけの理由があり、敗者にも負けるだけの理由がある」―米陸軍が採用している「戦いの原則」を、ビジネスパーソン向けにわかりやすく解説する世界史上の名戦術ガイドです。「戦いの9原則」を通して、世界史上の30の事例における勝敗の分岐点を解説。本書で紹介した戦いにおける「成功」の原理・原則を応用することによって、仕事や人生の「勝利」を勝ち取ることができます。

目次

第1章 目的・目標の確立
第2章 攻勢(イニシアティブ)
第3章 集中
第4章 兵力の節用
第5章 機動
第6章 指揮の統一
第7章 奇襲
第8章 警戒(セキュリティー)
第9章 簡明(シンプル)

著者等紹介

木元寛明[キモトヒロアキ]
1945年、広島県生まれ。1968年、防衛大学校(12期)卒業後、陸上自衛隊入隊。第2戦車大隊長、第71戦車連隊長、幹部学校主任研究開発官などを歴任後、退官(陸将補)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりやまたけよし

25
カラーで写真や絵を多用してイメージしやすい構成でした。戦争の概説説明という感じですポイントごとにわかりやすかったです。2023/10/02

E

7
キングダムから戦術の本を読んだと言ったら知人が貸してくれた。チャールズ・フラーが提唱しアメリカ陸軍が確立させた戦いの9原則(目標、攻勢、集中、兵力の節用、機動、指揮の統一、警戒、奇襲、簡明)ごとに過去の戦いが紹介されている。やはり戦術って面白い。フィクションとは違って個人の戦闘能力にはたぶん大差はないから、そうなるとやはり戦略そして戦闘中の判断が勝敗を左右するのやろうな。前に読んだ別著者の本はほぼ写真なかったがこれは写真多し。最近の戦争が入っているのも良い。各々概要も説明されるので私にはわかりやすい。2020/05/02

たかひー

3
★★★ 世界史の戦争(戦闘)を教材に戦術の解説がされているが、なるほどと思うこともあれば、単に戦闘の解説にすぎないような内容もあり、ちょっとタイトル負けしている感がある。興味深くは読んだんだけど。2019/05/14

パーやん

2
ふ〜ん&へぇ〜と云う感想?。砂漠の狐ロンメルがヒトラー暗殺に失敗して自殺したってのは初めて知りましたね。日本海海戦の完勝がその後の戦略を誤らせた...は何度も聞く話だが、所詮は後知恵かなぁ。どの将校養成機関でも学んでいるはずなのに活かせるかどうかは最後は各人の精進次第ということか...。2018/11/13

Arc-4

1
歴史的に起きた様々な戦争を例にとり、戦いにおいて必要な原則について説明されているが、色々な例を入れすぎているからか、1つひとつについて記述が足りていないような印象を受けた。また、戦争をするにあたっては戦術だけでなく戦略もそれなりに把握しておく必要があると感じる。カラー図解だけあって短い文章でも個々を理解するように工夫がなされており、専門用語も少ないのでサクサクとページを進めることができるという点はよいと思う。2019/04/08

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