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もっと知りたい東山魁夷の世界 - 生誕110年記念出版!

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  • サイズ A4判/ページ数 95p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784800287830
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C9471

出版社内容情報

単純明快に自然が持つ美しさと神秘性を表現。東宮御所や皇居宮殿の障壁画を担当したことで国民的画家と評された東山魁夷が、今年生誕110年を迎えます。『緑響く』など、不朽の名作とともに東山魁夷の人物像に迫る一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kum

23
先月の東山魁夷記念館訪問から引き続きの魁夷氏ブーム。「もっと知りたい 東山魁夷の世界」というタイトルがぴったりのこの本は代表作が丁寧に解説されていて、これを1冊読むだけでも氏の生涯やその作品についての理解が深まる。特に好きなのが、未来へと歩み出そうとする心の象徴「道」、冬の清澄な静寂感を描いた「冬華」、画家人生最後の作品となった「夕星」、この本で新たに知った蔵王の雪景色「月光」。ずっと眺めていられる作品の数々を堪能できた。2020/10/01

アオイトリ

17
高度成長期、物質の豊かさに偏重した社会の歪みが見え始めた時代。心の豊かさを大切にというスローガンが叫ばれた頃、思春期を過ごしていた私。東山魁夷の日本画でありながら、東欧の絵本のような叙情が親しみやすく、読売新聞で毎月配布された複製ポスターを貼ったり。懐かしい。白い馬は、魁夷の心の祈りが現れたものだったんですね…エメラルドの長野の湖畔、深い森の奥の東山ブルーは有名ですが、唐招提寺の障壁画にある濤声は初めて見ました。海のいろんな表情が素晴らしく再現されています。感動。2023/11/24

きょう

7
展覧会場のショップで購入。しばらくは、会場で見た襖絵を眺めて思い出しぼーっとしていました。先月放送された「青の旅路」と併せて、制作風景、スケッチ旅行も一緒に味わっています。唐招提寺の修復工事が終わったら襖絵をもう一度見に行こうと思いましたが、「揚州薫風」などは鑑真和上像安置の間なので非公開かも。2018/12/08

PG

6
図が大きくてとてもきれいな本。風景画に癒され、疲れが浄化される心地がした。2018/12/02

えるもん

6
東京の東山魁夷展に行けないかわりに購入。有名な「道」が裏表紙で表紙が森の湖を白い馬が歩く「緑響く」ということで早速部屋にディスプレイしようと思います。綺麗だけどどこか儚げで切ない絵が素敵です。幼い頃、祖母が元々好きな画家だったので画集を見たことがありましたがぼやっとしたわかりにくい絵だと思ってしまいました。いまはとても好きな絵になりました。疲れたときに見返して心を静めたいです。2018/10/30

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