時限感染 殺戮のマトリョーシカ

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時限感染 殺戮のマトリョーシカ

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800287731
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞&41万部突破のベストセラー『がん消滅の罠 完全寛解の謎』の衝撃を超える、驚愕のタイムリミット・サスペンス! ヘルペスウイルスの研究をしていた大学教授の首なし死体が発見された。現場には引きずり出された内臓のほかに、寒天状の謎の物質と、バイオテロを予告する犯行声明が残されていた。猟奇殺人にいきり立つ捜査陣であったが、彼らを嘲笑うように犯人からの声明文はテレビ局にも届けられる。事件に挑むのは、警視庁捜査一課のキレ者変人刑事・鎌木。首都圏全域が生物兵器の脅威に晒される中、早期解決を図るべく、鎌木は下谷署の女性刑事・桐生とともに犯人の手がかりを追いかける。しかしテロは水面下で静かに進行していて――。標的は三千万人! 果たして、史上最悪のバイオテロを止められるか? 読者を幻惑する、怒濤のどんでん返しに二度読み必至。その完全犯罪は、誰にも止められない――

内容説明

ヘルペスウイルスの研究者が首なし死体となって発見された。現場には寒天状の謎の物質と、バイオテロを予告する犯行声明が残されていた。猟奇事件にいきり立つ捜査陣であったが、彼らを嘲笑うように、犯人からの声明文はテレビ局にも届けられる。社会が生物兵器の脅威に晒される中、早期解決を図るべく、捜査一課のキレ者変人刑事・鎌木は、下谷署の桐生とともに犯人の手がかりを追いかけるが―。

著者等紹介

岩木一麻[イワキカズマ]
1976年、埼玉県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修了。国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。現在、医療系出版社に勤務。第15回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2017年に『がん消滅の罠 完全寛解の謎』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

176
殺人事件からのバイオテロ?結末は愛!騙されちゃったなぁ。しかし、バイオテロの恐怖は十分感じた。『6年後に死ぬ』なんて言われた時には既に感染してる・・いや~、これからは有りえるテロですよね?って、誰に言ってんだか私。面白く一気に読んだ。鎌木・桐生コンビで次も待っていたい。2018/10/13

163
読んでいるとバイオテロとは言うものの、人々が苦しんだり死ぬという描写は一切ない。唯一描写されているのは冒頭での「首なし死体」として発見される南真千子だけだ。最後まで読んでもこの箇所の回収がされていないと思ったのですが私の勘違いでしょうか?それとは別にもう一人の犯人である相葉の犠牲の払い方に私は東野圭吾の「容疑者Xの献身」的な物を感じました。自分はどうなっても愛する人を救いたいという、常人では到底思いつかない方法。終盤では驚くような真実が明かされて面白かったです。2019/08/10

utinopoti27

151
帝都大医学部教授が自宅で首なし死体となって発見される。現場にはマトリョーシカと名付けられたウィルスによるバイオテロの予告文が残されていた。世界中をパニックに巻き込む前代未聞の殺戮テロが幕を開ける・・。本作は、致死率100%のウィルスをまき散らす犯人と、異色刑事コンビの対決の図式ですが、何と言っても犯行動機が成立するか否かが生命線でしょう。正直に言えば、いくらフィクションとはいえ、無理がありすぎるなあと。せっかくの秀逸なプロットが見事に肩透かし。策士策に溺れるとはこのことか。帯のあおりが虚しく響きます。2019/02/03

のり

126
ヘルペス研究者の殺害で動き出した警察に対して、犯人はバイオテロの反抗予告。マトリョーシカとは一体どんな生物兵器なのか?無差別な凶行を食い止める術はあるのか?犯行動機は?鎌木と桐生のコンビで真相に迫るが…ラストに向かう中、次々と予想外の展開に。犯人が望んだ狂気とも純愛とも呼べる真実に打ちのめされる。2019/01/26

雪風のねこ@(=´ω`=)

113
うーん、面白い!がん消滅より腕が上がってると思う。表題から受ける恐ろしい感じではなく、上手くひっくり返して纏めたな。犯人の真意を思考のロジックから紐解いていくというのがミステリの真骨頂と言えるだろう。動機も十分だと思いますよ。愛情も憎しみも、細かい理論も理屈もは要らない。犯人双方を対比させているんだなと思った。こういう構成もトリックもテーマも好きだな。2019/05/01

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