ホーキング博士 人類と宇宙の未来地図

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800286802
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0044

出版社内容情報

ホーキング博士の箴言をひもときながら、彼の発想法や思考法、提唱した宇宙論・量子論などの仮説、時間についての考え方、人間社会の未来予想図などを、サイエンスライターの竹内氏がやわらかく解説した一冊。ホーキング博士の発言録を、英語と日本語で収録しているので多角的に味わうこともできます。「理論をやさしく噛み砕く」解説をからめながらも、ホーキング博士の人間味や人生観などが伝わる読み物です。

内容説明

ALS(筋萎縮性側索硬化症)の発症、二度の結婚、科学者としての成功、大ベストセラー著者としての不動の人気―数奇な人生を送った「車椅子のニュートン」の人生と宇宙への眼差しに触れる。

目次

第1章 「車椅子のニュートン」と呼ばれた男(波瀾万丈を地で行くホーキングの生涯;科学者としての業績は? ほか)
第2章 人生や現実に対し期待と幻想を抱かない(「常に最悪を考える」人生観;病を得てすべてがボーナスになる ほか)
第3章 宇宙の始まりと神、死について(「宇宙に始まりがある」ことの証明;無神論者がカトリック教会に歓迎される ほか)
第4章 時間の正体と未来へのまなざし(時間の流れは一方通行なのか?;宇宙論的な時間の矢は不可逆なのか? ほか)

著者等紹介

竹内薫[タケウチカオル]
1960年、東京都生まれ。サイエンス作家。1983年に東京大学教養学部教養学科卒業、1985年に東京大学理学部物理学科卒業。1992年、カナダ・マギル大学大学院博士課程修了(専攻:高エネルギー物理学)。Ph.D.(理学博士)。科学書の執筆・翻訳、評論、講演などで幅広く活躍。NHK Eテレ「サイエンスZERO」でナビゲーターを務める(2012年~2018年4月)。湯川薫の名義でミステリー小説も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神の味噌汁

2
図書館本。有名人で偉人ってことだけ分かるし天才なんだろうなってイメージだけで良く知らなかったのでチェック。特異点の観測、ブラックホールは小さくなって消滅する。とか納得の内容(読んだ私が本当に分かってるかは謎)です。でも宇宙人来たら侵略される可能性とかとても納得。例のアメリカのコロンブスとかわかりやすい。本当に偉人だったんだなと感動。そして何より自身の境遇をプラスに捉えて生き続けた姿勢も素晴らしい人間だったのだなって思いました。天才ですね。そして努力や追求のできる素晴らしい人材。面白かったです。ありがとう。2024/02/07

peperonn

1
「宇宙論学者の仕事とは、いわば、数学を使って論理的なSFを書くことなのです」 ホーキング博士のブラックホール理論と量子宇宙論についてざっくり解説しつつ、彼の生涯を振り返った一冊。「ホーキング、宇宙を語る」を同時に借りたが、先にこちらを読んで大枠をつかめたのは良かった。 まさしく初心者にも読みやすかった。ニュートンやアインシュタインからの歴史的な流れもまとまっており、とっつきやすい。ホーキング博士の言葉(抜粋)が随所に散らばる構成も興味を惹かれた。また筆者の想像や宇宙にかける想いも随所に感じられた。2020/07/25

Masa

1
書店新刊コーナーで発見購入。今年亡くなったホーキング博士についての本。見た目にインパクト大の彼を知る人は多いが、功績を語れる人は少ないだろう、って俺もその1人だ。全てを吸い込むブラックホールが実は僅かながらに光を出していてゆっくり消滅に向かっているらしい、とするホーキング放射の発見。これは知ってた。もう一つ、宇宙の広がりを知るにはビッグバンに遡ってミクロの理論である量子力学の視点で考える必要があるとした宇宙論、これは知らなかった。今回も竹内さんの解説分かり易くて楽しい本。2018/10/17

狙撃ザクχ

0
宇宙の事より、博士の事が主に書かれていました。2019/12/26

phraw

0
ホーキング博士はただ賢い人というだけでは無い、 切実に生きた、そして貪欲に愛を手に入れようとしていた。 天才の人柄を知れて楽しかった。 ホーキング博士の人生が映画になった、「博士と彼女のセオリー」を見て見たいという気になった。

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