出版社内容情報
銀行の存在価値が今揺らいでいます。日銀のマイナス金利政策をきっかけに、「融資」という本業で稼げなくなった銀行は今、メガバンクでは大規模なリストラ計画が進められ、地方銀行や信用金庫でも再編の動きが加速しています。銀行という旧来のビジネスモデルの枠組みが崩れようとしているなか、元敏腕バンカーの著者が銀行の未来を予測する。銀行実力度ランキング付き。
内容説明
日銀がマイナス金利を打ち出し、銀行は預金と貸付の差額から利益を得られなくなった。“本業”を失った彼らが選んだのは、生命保険や投資信託の販売、不動産投資への融資という「セールスマン」の道だ。しかし、銀行という看板を下ろしてでも手数料商売に専念する気もない。今後、地方からはメガバンクの支店が消えていく。地方銀行も風前の灯だ。本書ではメガバンク、地方銀行、信用金庫をA、B、C評価で独自格付けした「銀行・信金全国321実力度ランキング」を掲載。生き残りが十分可能なAランクの銀行・信金はたった34という結果に。サバイバルへの施策を大胆に描く。
目次
第1章 日本の「銀行消滅」ガイド
第2章 ランキングから見るメガバンク、地銀、信金…
第3章 邦銀受難時代
第4章 銀行業界の5つの困難、地方とキャッシュ問題
第5章 消える銀行員
第6章 地銀と信金の経営への指針
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
1957年、島根県松江市生まれ。企業アドバイザー。22年の銀行、投資会社勤務を経て、2001年に独立し、その後18年にわたり企業、金融機関、自治体などに戦略(M&Aを含む)、市場開発などの助言、人材育成支援ほかを行う。一橋大学、スタンフォード大学経営大学院卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ukitama
ケン・リヴィングストン
涼太