証言UWF最終章―3派分裂後の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 345p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800283504
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1991年1月7日、前田日明の「解散宣言」で約2年半の活動に終止符を打った第二次UWF。その後、前田はリングスを、髙田延彦・安生洋二・宮戸優光はUWFインターナショナルを、藤原喜明・船木誠勝・鈴木みのるは藤原組(のちに船木と鈴木は藤原と袂を分かちパンクラスを設立)を立ち上げUWFは3派に分裂する。表面上はプロレスを敵視し続けてきた男たちの「格闘技への理想」が明確な形となったわけだが、そのリング上は「ガチンコだったのか、アングルだったのか」。第二次UWF、分裂直前の人間関係も含め当事者、関係者たちの証言によって詳らかにする。

内容説明

“U幻想”を継承した3つの団体。プロレスだったのか?ガチだったのか?15人のU戦士、関係者が語る全内幕!謀略、内紛、暗闘。

目次

第1章 パンクラス「秒殺」に翻弄された男たち(船木誠勝―リングス、Uインターとの差別化のためだった“真剣勝負”;冨宅飛駈―藤原の「ボスは誰だ?」の問いに船木が沈黙し解散へ ほか)
第2章 Uインター「プロレス最強」を信じた男たち(田村潔司―クビ覚悟だった高田への「真剣勝負してください」発言;金原弘光―“真剣勝負”を絶対に許さなかったUインター ほか)
第3章 “ポリスマン”二人が語る前田殴打事件の真相(安生洋二・高阪剛―「誰も止めないから」起こった安生の前田殴打事件)
第4章 リングス「世界最強を決める」孤独な葛藤(山本宜久―高田に言われた「お前の目つきは前田日明ソックリやな!」)
第5章 Uに交わった男たち(石井和義―「リングスに怒ったのは佐竹だけが真剣勝負だったから」;ボブ・バックランド―「ニューヨークの帝王」はUの“噛ませ犬”だったのか? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kuma

19
わかったつもりになるけど、何かモヤモヤ!?2019/05/15

0607xxx

17
3派に分裂したUWF勢の理想と現実。当時の確執やボタンの掛け違いが明らかになっているが、やっぱり高田延彦のインタビューが欲しいところ…去年から続いたUWFの本もそろそろ終わりかな。2018/06/11

akihiko810/アカウント移行中

13
『証言UWF』シリーズ最終章。UWFが3派(Uインター、リングス、藤原組)に分かれさらにそれらが崩壊するまでを、それらに関わったU系レスラーの証言集。印象度A-  自分は本でUWFを知ってる(直接観たことはない)だけなのだが、やはり団体の興亡というのは面白いな。 「赤いパンツの頑固者」田村潔司が、かつて大将・高田に「真剣勝負でやらせてください!」と噛みついたのに、のちに因縁のある後輩(山本喧一)に真剣勝負を挑まれても、それを黙殺して逃げ回った、というのは面白い。 あと、Uインターの営業社員の月給が15万、2021/01/07

qoop

11
三派に分裂したUWF後継団体がたどった道筋をそれぞれの関係者が明かすインタビュー集。分裂以降を追ったものだから当然なのだが、本書は当事者同士のすれ違い隔たる心情の有様をよく明らかにしている。語られる内容はほんとうに真実(として記憶されていること)なのか、それとも意図的に当時の行動を糊塗した発言なのか、一部インタビュイーの語りを読みながら、その不明瞭さこそが面白いと感じた。往年のプロレス的な楽しみ方に過ぎないのかも知れないが。2018/05/29

尿酸値高杉晋作

10
そろそろ打ち止めかな。 結局、髙田延彦さんが出てこないと話にならない。 だけど、プロレス界あるあるで、出てこない方が良いのかも知れない。 それにしても「ワーク」や「シュート」、「プロレス」という言葉が頻繁に出て来る本書。冷静になってみると隔世の感がある。2018/05/31

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