出版社内容情報
目もとにモザイク入れなきゃ話せないはなしも増えてきた――仕事、夫婦、不倫、離婚、セックスetc.若い頃と違って、友だちに何でも赤裸々に話せるわけじゃない。だけど誰かと共有したい。女性の心をストレートに代弁する大人気エッセイスト・LiLyが描く「肩書き」も「立場」も「責任」もあるオトナの、ちょっとダーティなガールズトーク。人気ファッション雑誌「otona MUSE」の人気連載が待望の書籍化です。
目次
目もと隠して、オトコのはなし
孤独と恋と人生と
デジャブ
愛にも似たぬくもり
Tokyo Boys
雨宮まみさんのこと
Old Me,New Me
永遠という名のユートピア
仕事と私事とSNS
見たことのある景色〔ほか〕
著者等紹介
LiLy[LILY]
作家。1981年生まれ、神奈川県出身。N.Y.、フロリダでの海外生活を経て、上智大学卒。2006年に恋愛エッセイ『おとこのつうしんぼ―平成の東京、20代の男と女、恋愛とセックス。』(講談社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
42
誰かとの会話ベースで話が進んでいくので面白い。恋愛についてこんなにも丸一冊書けるのかと、読み終わった後に思う。全体的に著者の優しさを感じる。2021/01/04
はるき
30
赤裸々なのに可愛い。清楚で可憐に憧れた少女期を通り過ぎ,日々をやり過ごす術をそれなりに身に着けた現在の私たち。全部欲しいとは言いませんが、欲しいものは沢山ある。男、子供、結婚、金、友情。女の話ってつまり、それに尽きる。2018/08/12
zoe
16
女性の共感を呼び、圧倒的な支持を受けるという作者。恋愛のカリスマとされる著者が、結婚、出産、離婚を経て、まあ、個人が特定されないように少しはごまかしつつ、ありのままの気持ちを書くという設定。セリフが口語で、その他が文語体という一般的に馴染んだスタイルではなく、セリフが口語で、本来文語の箇所も口語。もっといえば、セリフは、めっちゃ、マジで、本来文語かなと思うところが、口語調。昨日読んだ別の本も、何だか口語調で、今時これが普通なのかという感じ。これが、今流行りのエッセイか、そうなのだなと理解致しました。2018/10/17
K
4
恋愛真っ只中の時にリリさんのエッセイ読むとものすごく共感するのだが、恋愛中でないとすごく冷静に読むことができる。リリさんの代表作を読んだ男性が「恋愛ジャンキー女のヒステリックエッセイ」とキャッチコピーを付けていたが、ディスる意味ではなく思いっきり共感できて激しく頷いてしまった。安室ちゃんについてのエッセイは時代を駆け抜けてきたミューズの生き様を分析していて考えさせられるエッセイだったな〜2018/10/26
おさと
3
愛ではなくて、恋を求めているのかもしれないな、私も。と。他にも、うんうんそうなのよ、が、たくさん。2021/01/16