常在戦場―金川千尋100の実践録

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784800280626
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

時価総額5兆円を超える、日本を代表するエクセレントカンパニー・信越化学工業。代表取締役会長として同社を率い、上場企業最高齢である著者がこれまでの人生の中で体得した、珠玉の言葉100を掲載。焼夷弾で焼かれた町の中を生き延び、戦後、商社でアメリカ人を相手に債権回収の仕事に従事したときに学んだこと、アメリカでシンテック社の経営に携わったときに気付いたことなど、著者の人生哲学や経営論を余すところなく開陳。未公開写真も交えながら綴ります。

内容説明

経済とは現代の戦場である。カリスマ経営者・珠玉の言葉100を網羅。

目次

第1章 組織の原点(修羅場をくぐり抜けてきた胆力があるから世界で戦えた;常に最悪の事態を想定して経営に当たる ほか)
第2章 経営の本質(経営には相場観とスピードが不可欠だ;M&Aで重要なのは、買収した後の利益だ ほか)
第3章 リスクと成長(体で覚えたことは、何十年経っても忘れない;事業を進める時にカントリーリスクは絶対に避けねばならない ほか)
第4章 人材と働き方(事業が成り立たなければ雇用の維持もあり得ない;本当に必要な人以外は最初から採用しない ほか)
第5章 人生とめぐり合わせ(私と若い頃から、いわゆる「いい子」ではなかった;空理空論ではなく、自分でひどい目に遭ったから、確信をもって実行することができる ほか)

著者等紹介

金川千尋[カナガワチヒロ]
信越化学工業株式会社代表取締役会長。1926年、韓国・大邱市生まれ。47年、旧制第六高等学校卒業。50年に東京大学法学部を卒業し、極東物産(現・三井物産)に入社。62年に信越化学工業入社、70年海外事業本部長、75年に取締役に就任。76年常務、79年専務、83年副社長を経て、90年に代表取締役社長となる。2010年に代表取締役会長となる。1978年から米国シンテック社取締役社長も兼任し、2011年から同社取締役会長・創業者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

66
信越化学13期連続最高益達成!そんな記事をよく見る。その他、昔、こちらのCFOが書かれた本も読んだ。昔から興味ある企業。常在戦場とは、いつも戦場にいることを忘れず、いつでも戦えるように備えろ、という金川会長の座右の銘とされている山本五十六の言葉。僕には様々な勉強となり、本棚入り決定。社員にMBAタイトル保持者など要らないと。ご自身も転職者で、東大法学部卒。前職は債権回収の仕事。ご自身も書かれているが、勉学と実務、特に修羅場を経験しなきゃ必要ナシ。会社は批評家は必要としてない。その通り!2018/04/15

モビエイト

3
久しぶりに金川さんの書を読みました。100の実践録は自分の事と置き換えながら読みました、励みになります、勉強になります。以前読んだ時と捉え方が違うというか身近になってきた感じがしました。2018/04/21

Naota_t

2
★3.3/著者は、信越化学工業の代表取締役会長の金川千尋。「常在戦場」は山本五十六の言葉で、いつも戦場にいることを忘れずに、いつでも戦えるように備えよ、の意。氏の経営者としてのバイタリティは理解できたが、信越の戦略的ポジションの強みがわからなかった。塩ビは汎用品であるにかかわらず、世界シェア首位を取れたのは、合理的で強い経営体質のみによるものなのだろうか?であれば、再現性に乏しく長期の成長性が描けない。ただ、氏が社外に示す中長期計画を作らない理由は納得できる。どれだけ作り込んでも結局は羊頭狗肉に過ぎない。2022/06/14

よねちゃん

1
値づけに誠実さが出る。2019/01/15

Cat22

1
金川氏と言えば現代の名経営者の一人。その方の著作が読めるのは嬉しい。言葉はシンプルだけど、重い。事あるごとに読み返したい。2018/10/20

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