出版社内容情報
時価総額5兆円を超える、日本を代表するエクセレントカンパニー・信越化学工業。代表取締役会長として同社を率い、上場企業最高齢である著者がこれまでの人生の中で体得した、珠玉の言葉100を掲載。焼夷弾で焼かれた町の中を生き延び、戦後、商社でアメリカ人を相手に債権回収の仕事に従事したときに学んだこと、アメリカでシンテック社の経営に携わったときに気付いたことなど、著者の人生哲学や経営論を余すところなく開陳。未公開写真も交えながら綴ります。
内容説明
経済とは現代の戦場である。カリスマ経営者・珠玉の言葉100を網羅。
目次
第1章 組織の原点(修羅場をくぐり抜けてきた胆力があるから世界で戦えた;常に最悪の事態を想定して経営に当たる ほか)
第2章 経営の本質(経営には相場観とスピードが不可欠だ;M&Aで重要なのは、買収した後の利益だ ほか)
第3章 リスクと成長(体で覚えたことは、何十年経っても忘れない;事業を進める時にカントリーリスクは絶対に避けねばならない ほか)
第4章 人材と働き方(事業が成り立たなければ雇用の維持もあり得ない;本当に必要な人以外は最初から採用しない ほか)
第5章 人生とめぐり合わせ(私と若い頃から、いわゆる「いい子」ではなかった;空理空論ではなく、自分でひどい目に遭ったから、確信をもって実行することができる ほか)
著者等紹介
金川千尋[カナガワチヒロ]
信越化学工業株式会社代表取締役会長。1926年、韓国・大邱市生まれ。47年、旧制第六高等学校卒業。50年に東京大学法学部を卒業し、極東物産(現・三井物産)に入社。62年に信越化学工業入社、70年海外事業本部長、75年に取締役に就任。76年常務、79年専務、83年副社長を経て、90年に代表取締役社長となる。2010年に代表取締役会長となる。1978年から米国シンテック社取締役社長も兼任し、2011年から同社取締役会長・創業者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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