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妖鬼妃伝 - 美内すずえセレクション黒の書

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800276100
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

86
『妖鬼妃伝』は1981年「なかよし」連載。ラブコメ全盛だった当時、異色なこの作品は少女達を震え上がらせたことだろう。お雛様も地下鉄も、身近にある魔界への入り口だ。血塗られた一族の歴史を解き明かす『黒百合の系図』SF短編『ひばり鳴く朝』の3作を収録。美内すずえさんによる作品解説がとても読み応えがあって面白かった。2018/08/05

小夜風

31
【所蔵】書店で見て懐かしくてついつい購入(笑)。「妖鬼妃伝」「黒百合の系図」「ひばり鳴く朝」の3作を収録。「妖鬼妃伝」以外は初読み。「妖鬼妃伝」は子どもの頃何度読み返したか知れません。「喝(かつ)」が読めなくて母親に聞いたことも覚えています。それにしても、今読み返してもやっぱり本当に面白い!子どもの頃は怖くて怖くて仕方がなかったのに、何度も読み返したのは、最後の場面が好きだったんですよね~(笑)。「黒百合…」も物凄く怖いけれど、美内さんのキラキラした可愛らしい絵で、恐怖がかなり穏和されている気がしました。2017/08/19

星落秋風五丈原

24
リアルタイムで読んで怖かったです。貸してもらいましたが置いてある部屋に行けません。怖いです。でもラストのラブコメでうまくおとしてくれました。『黒百合の系図』は元ネタみたいなのがあったんですね。蚊帳の外の顔がこわい。2018/07/09

花林糖

12
「妖鬼妃伝/黒百合の系図/ひばり鳴く朝」。「妖鬼妃伝」はKC版で何度も読んでいる大好きな作品で、やはりとっても面白い。当時は怖いながらもワクワクしながら読んでいました。巻末の美内先生の解説は読みごたえ有。2020/07/22

還暦院erk

12
本屋さんで偶然見つけ、『ひばり鳴く朝』が入っていたので即購入。大昔、別冊マーガレットで読んで強烈に心打たれた、わたしの人生初のSF作品。文庫に収録されてなくて、絶版のコミクスも見つからなくて、再び読むためには「国立国会図書館」行くか?とまで思っていたが、再び出会えて本当に幸せだ。物語は「児童虐待」とバッシングされかねない設定だが、全部読めば美内さんの伝えたいことが必ず伝わるはず。p362~のエリの横顔、笑顔いっぱいに飛翔して「テレニス!」、そしてそれから…うううネタバレ厳禁!表題作他も秀作!2018/06/26

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