出版社内容情報
目からウロコの歴史の真実を紹介していく、話題の書籍が待望の文庫化! 最新の歴史研究によって、これまで当たり前だと思われていた日本史の常識が次々と覆されています。例えばニッポン列島に「原人」はいなかった、有名な「巌流島の戦い」に宮本武蔵は遅刻していなかった……などなど。この一冊であなたの歴史知識をアップデート!
内容説明
歴史研究のめざましい進展によって、これまでの日本史の常識が次々と覆されている。教科書の記述は、たとえば誰もが知っているあの古代の聖人・聖徳太子は厩戸王になり、鎌倉幕府の成立時期については多くの異説が生まれ、江戸時代の「鎖国」は「幕府の対外政策」と書き換えられる可能性が出てきた。本書は最新の研究や発見、史料をもとに、目からウロコの歴史の真実を明らかにする。
目次
第1部 相次ぐ新発見で定説が覆る先史編(日本最古の遺跡―8万年前の日本列島に人がいた;日本の化石人骨―「明石原人」は新人だった! ほか)
第2部 歴史の常識が次々と否定される古代編(卑弥呼の謎―卑弥呼は孤独なシャーマンだった;卑弥呼の墓―箸墓古墳は卑弥呼の墓なのか? ほか)
第3部 新史料で真実が明らかになる中世編(鎌倉幕府の成立―「いい国つくろう鎌倉幕府」は不正解;源頼朝の肖像―有名な源頼朝像のモデルは別人? ほか)
第4部 あのエピソードは虚構だった近世編(長篠の戦い―信長の“三段撃ち”は後世の創作;三職推任の真相―本当は将軍になりたかった信長 ほか)
第5部 偉人のイメージが大きく変わる近代編(黒船来航とペリー―ペリー提督は人道的な有識者;井伊直弼と開国―直弼は勅許を必要だと主張した ほか)
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感想・レビュー
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