角川ホラー文庫
コックリさん

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043787012
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0197

内容説明

「コックリさん、コックリさん、おいでください…」夜の教室に響く静かな声。いじめに耐えかねた少女ユジンが霊に願ったのは、首謀者のこらしめ。しかし、その呼びかけに応えて現れたのは血も凍るほどの怨念をまとった霊だった―!たった一度の禁断の遊びが引き起こす、永遠に続く恐怖を描くアン・ビョンギ監督映画の原作。

著者等紹介

イジョンホ[イジョンホ]
1964年、韓国大邱生まれ。高麗大学大学院行政学科修了。プロデューサーとしてMBCテレビのドキュメンタリーを制作。フリープロデューサーとして活躍するかたわら、ホラー小説家としても活動している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すみっちょ

6
コックリさんと言うだけあって日本でもありそうな話です。最初は気味が悪いと思ったのですが、だんだん悲しくなってきました。インスクもユジンも何かしたわけでもないのにあんなに嫌われて可哀想に。チュニも娘を思う気持ちは普通のお母さんと同じなのに、なぜあんな事態になってしまったのか。自分の特殊な能力を活かして村の人達とうまく共存できる道はなかったのかなと思います。日本の地方の集落でも時々ニュースになりますが、群集心理って怖いなと思いました。2023/05/09

あおさわ

6
霊よりよっぽど怖ろしいのは利己的な群集心理。人をいじめて放火までして全部人のせいにするとは…。でもその辺の意地汚さとかやってることの割には薄味の印象です。まあこんなもんかな。2011/04/25

水月

5
閉鎖された空間って、集団心理起こりやすいから怖えなー…。と思った。2012/07/22

きらる

2
閉鎖された空間では非常識が正常と認識されやすいのかなぁ?というありふれた感想。多分映画だと怖いのだろうけど、文章だとそこまで怖くないです。舞台も登場人物も韓国のとある村ですが、名前が覚えられないことを除けば日本の村が舞台でも違和感がなさそう。国や文化が違っていても人は大して変わりはしないのだなぁ。お弁当にキムチが入ってるんだ!という発見や、コックリさんのルーツの一説を知れたのが楽しかった。2017/03/10

らむり

2
★★★☆☆

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