野村の考え。

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800265906
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0034

出版社内容情報

2010年から5年間カープの監督を務め、それまで万年Bクラスだったチームを立て直し、13年には初のCS進出を決めた野村謙二郎氏。さらに翌14年もCSに進出し、優勝が狙えるチームを作り上げました。昨年、カープは25年ぶりにリーグ優勝を果たしましたが、それは前監督の野村氏が種をまき、水をやった成果が、ここへきて大きく花開いたものであり、これから始まる“黄金時代”の基礎を作ったと、もっぱらの評判です。そこで、メジャーの知識も豊富で理論家である野村氏に、自身の野球に対する取り組み方・考え方、チーム・マネジメントなどのなかで、一般の会社にどう応用できるかということについて大いに語っていただき、一冊の本にまとました。カープファン、野球ファン、ビジネスパーソンなど、多くの人に贈る「人を育てる組織」の作り方。

内容説明

「カープ野球の哲学は仕事にも人生にも効く!」「メンタルを鍛えるには、まず行動を起こせ!」カープ25年ぶりの優勝の基礎をつくった元監督が、ビジネスにも通じるものの見方・考え方を披瀝!門外不出の「野村ノート」初公開!

目次

第1章 アメリカ野球から学んだこと
第2章 リーダーの資質
第3章 選手をどう起用するか
第4章 強いチーム作り
特別企画 もうひとつの「野村ノート」
第5章 「オン」と「オフ」の切り替え方
第6章 メンタルの鍛え方
第7章 プロとしての自覚
第8章 カープと私

著者等紹介

野村謙二郎[ノムラケンジロウ]
1966年、大分県生まれ。佐伯鶴城高校から駒澤大学に進学。大学4年時にはソウルオリンピックに野球日本代表として出場し、銀メダルを獲得。88年のドラフト1位で広島東洋カープに入団。90年に盗塁王のタイトルを獲得し、翌91年には2年連続盗塁王のタイトルを獲得、ベストナインにも選ばれリーグ優勝に貢献。95年には打率.315、32本塁打、30盗塁をマークし、史上6人目のトリプルスリーを達成した。2005年に通算2000本安打を達成し、その年限りで現役引退。その後、野球解説者を経て、10年に広島東洋カープの監督に就任。現在は再び野球解説者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なにょう

16
野村克也さんの本だと思って手にとった。あは。実は広島カープのこともよく知らない。黒田さんの復帰の件は知っているけど。★著者はメジャーでもスタッフとしての経験がある。野茂さんがこじ開けたメジャーへの道。あれから20年、追いつけ追い越せとばかり、日本の球界は、アメリカから色々な物を吸収してきた。でも、残すべきものは残すべきだという。今は日米球界が相互に良い影響を与えあっているんだな。★中村君も加入するし、またどんなドラマが生まれるか楽しみだ。2017/11/18

しじみ

2
野村前監督が就任した頃は結果も出ず、采配を見ていても疑問を感じる事が多かった。しかしこの本を読んで野村前監督は失敗をしながらも前を向いて常にチャレンジしていたのがわかる。特に選手とのコミュニケーションに長けていたので、選手もやりやすくなったのではないか。野球について学び続ける姿勢でより成長した野村前監督にはいつかまたカープに戻り、前回果たせなかった優勝を手にして欲しい。2018/06/28

DiceK

1
選手を引退してからメジャーリーグにて野球経営そのものを学び、そして外国人選手との接し方学んで、監督業に生かされたとのこと。さらには監督をやめてからも、メジャーリーグでアドバイザーとなり、さらには広島大学大学院で学ぶという、つねに学び続ける姿勢は凄い。 また、メンタルで落ち込んだ時には、先ずは行動してみるというような経験に基づく実践的学びと、理論の学びを大事にされている、バランスの良い指導者という印象受けました。2022/05/06

紺色の風書

1
変わるしかなかったの著作に続いて、なかなか良い本。監督の時、何かと采配に批判疑問が多かったのですが、投手陣崩壊、繋がらない打線の状況ではさすがに苦しく、固執偏りも出るのはやむを得なかったかな。けっこう出来る人なのかと見直した。2017/07/30

Sachiko

1
ファン歴長いゆえ、現役時代から見て来た野村謙二郎。 監督時代はその采配や育成方法に疑問を感じることも多かったわたしですが、野村の考えはもっともっと深かったんだなと思いました。 現役時代の功績が輝かしく、野球一筋だっただけに意外だったのですが、彼は時代とともに育成方法や良いとされるものが変わるということを見抜いた上で、常に自分の頭で先を予測し、勉強を重ねている。 単身アメリカに渡った時も驚いたけど、今春から大学院生になったというのだから本当に恐れ入る。 こんな人が、球界を牽引しているとは頼もしい限り。2017/06/02

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