出版社内容情報
知られざる乗降施設である「信号場」「臨時駅」「仮乗降場」など、「地図にない駅」を紹介する本邦初のコンプリートガイド書籍です。時刻表や地図にも掲載されない各鉄道施設の現況を、写真で詳解するとともに、配線図などの資料も満載し、各施設の楽しみ方に迫ります。紀行ガイドを収録するなど「旅」の要素も随所に盛り込み、「乗り鉄」(鉄道旅行愛好家)や「駅鉄」(駅めぐり愛好家)など鉄道ファンのニーズに応える一冊です。
内容説明
全国各地の鉄道路線に設置された新旧の信号場、臨時駅、仮乗降場を一挙大掲載。「非正規の乗降施設」の魅力と楽しみ方に迫ります!
目次
第1章 信号場(駅であって駅でない微妙な存在・信号場;常紋信号場;上越信号場 ほか)
第2章 臨時駅(何らかの事情で定期駅として存在できない駅・臨時駅;原生花園駅;ラベンダー畑駅 ほか)
第3章 仮乗降場(仮乗降場街道留萌本線・海線惜別の旅;糠南(仮乗降場→駅)
北剣淵(仮乗降場→駅) ほか)
著者等紹介
牛山隆信[ウシヤマタカノブ]
1967(昭和42)年生まれ、東京都八王子市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hatayan
39
駅のようで駅ではない施設「信号場、臨時駅、仮乗降場」のガイドブック。秘境駅訪問家の著者曰く、これらは地元にさえ認知されていない「超秘境駅」。人家のない原野に板張りの短いホームが一本あるだけの停留所。仮乗降場とは、駅間距離の長い北海道などで、駅設置の要望に費用を抑えて応えるために当時の国鉄が編み出した仕組みでした。 中国地方では、木次線の三井野原駅、旧三江線の長谷駅が元仮乗降場の駅として紹介。 2016年12月に廃止された留萌本線の末端区間の秘境駅を探訪したレポートも収録されており、哀愁を誘います。2019/12/15
ナツ
3
マニアックなジャンルである仮乗降場や臨時駅など時刻表や地図に表記の無い駅探訪!なかなか面白いが、写真が少ないのと文章が若干硬いのが残念。それぞれに歴史もあり全体的には良かった。2018/01/13
とりもり
2
牛山さんの本かと思ったら監修なのね。まぁ、内容的には秘境駅の延長線としての臨時駅や仮乗車場なので、らしいといえばらしいのだけど、牛山さんの本の探訪過程がユニークに描かれているテイストを期待してるとちょっと肩透かしかも。イメージ的には臨時駅・仮乗車場図鑑かな。どうせなら、臨時駅・仮乗車場全踏破(写真付)くらいでお願いしたい。悪くはないけど「秘境駅へ行こう」的な本の方が良かった。★★★☆☆2018/03/21
かめぱぱ
2
何かで紹介されてたかな?良さげかと図書館借り。思ってたよりずっとマニア向けのような。ガッツリファンには堪らない一品かも。私はそこまででもなく、読み切るのにやや苦労したかな。2017/09/08
onepei
2
北海道が多い。当然か。2017/07/23
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