出版社内容情報
「大化の改新」「鎌倉幕府の成立」「大政奉還」などなど、学生時代に一度は学んだはずの日本史。けれど、歴史の授業は年号や用語の説明ばかりで、もうほとんど記憶に残っていない……授業で聞いたような気がするあの出来事の裏で、当時の人々は何を考えていたのか? それが現在の私たちにどうつながるのか?Etc・・・。本書は、もう一度はじめから、過去に学んできた歴史の流れをイラストでわかりやすく解説しました。日本史再入門にぴったりの一冊となっています。
内容説明
イラストだけでざっくり日本史が見通せる!
目次
01 先土器・縄文・弥生時代
02 古墳・飛鳥時代
03 奈良・平安時代
04 鎌倉時代
05 南北朝・室町時代
06 戦国・安土桃山時代
07 江戸時代
08 明治時代
09 大正・昭和初期(戦中)時代
10 昭和中期以降(戦後)・現代
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡市に生まれる。1972年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。2009年3月、静岡大学を定年退職。静岡大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
54
イラスト重視のノートという表現がぴったり。中身はもう少し欲しかったところ。国と国の関係がコントのようで愚痴っぽく笑いを誘う。2017/09/10
壱萬参仟縁
42
私も避けて通ってきた科目だが、苦手な人はこれでわけがわかったほうがいい。2022/03/07
糸車
20
なかなか頭に入ってこない。タイトルで期待していたんだけどね(残念)。イラストつきで簡単にまとめられているのに、何故だ。2017/11/18
謙信公
16
学校での歴史の授業は、年号や用語の説明ばかりで流れが理解出来ず、面白さを見出せない。歴史は暗記物というイメージが出来上がってしまう。本書は、かなり端折ってはいるが、人類の日本上陸からTPPまで、項目毎の2ページ見開きと豊富なイラストにより、大まかな流れを学べる日本史再入門にぴったりの一冊となっている。時々、後の時代に出現して愚痴る英雄の亡霊がかわいい。ただ、他のメーターさんも多々書かれているが、イラスト部分の文字が小さくオレンジなので、老眼の身には光って読みにくい。もう少し、濃い色にしていただければ……。2025/06/23
舟江
6
日本史の概略本が読みたくて手に取った。比較的にうまくまとめていると思うが、全体の約1/3を占める吹き出し文字が、字が小さくしかもオレンジ。読むのに難儀した。編集者は現物を本当に見ているのだろうか。2020/12/23