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出版社内容情報
長らくテレビ界の「覇者」だったフジテレビの視聴率が下げ止まらない。昨年の年間視聴率争いでは、全日帯では日テレ、テレ朝に次ぐ3位に着けたが、ゴールデン帯とプライム帯ではTBSに抜かれ4位に転落。今年に入ってからも視聴率は好転していない。視聴率の下落とともに営業利益も激減している。坂道を転げ落ちるようなフジテレビ凋落の原因はいったい何なのか。日枝長期政権による組織の機能不全、カジノ誘致など放送外収入路線への転換、コネ採用と情実人事の横行などフジテレビの内情リポートとOB、関係者たちの証言によって“メディアの王様”凋落の原因に迫る。著者はフジサンケイグループの暗部を描いた『メディアの支配者』で知られる中川一徳氏ほか。
内容説明
“王者”が窮地に立たされている。指定席だった視聴率三冠王の座を2011年に明け渡して以降、視聴率は下げ止まらない。「お台場」で何が起きているのか?社員、OB、関係者への取材で、明らかになったフジテレビの「病理」。復活への道はあるのか―。
目次
鹿内家追放クーデターから24年 日枝フジ会長“長期独裁”が招いた「機能不全」と「モラル崩壊」の内情
内部告発で明らかになった「やらせ株主総会」訴訟 総務部長が法廷で語った“手口”
収益力は民放5社で最悪!「フジ・メディア・ホールディングス」決算書が示す“お粗末経営”の実態
翻弄される次世代ビジネスの“核”日枝会長が社運を賭ける「お台場カジノ構想」迷走の舞台裏
2011年「反フジテレビ“嫌韓”デモ」無視という“屈辱”が生んだ「ネット住民」の終わらない報復
外部スタッフたちが告白する「制作費削減」「人事異動1000人」番組制作現場への副作用
「高給」と「有名人二世社員」の実態 庶民感覚が理解できない!?“フジ貴族”が紡ぐ負のスパイラル
エースアナもフジを見放した!?「カトパン」がフリー移籍先に大手芸能事務所を選んだ裏事情
求められるのは独自ネタより視聴率“VTR至上主義”で始まった報道局の「諦念」と「劣化」
『ひょうきん族』放送作家が語る代理店と芸能プロに喰われたフジテレビ「バラエティ」のDNA
視聴率三冠の秘密を公開『エンタの神様』五味一男が指摘する「日テレ」にあって「フジ」にないもの
著者等紹介
中川一徳[ナカガワカズノリ]
1960年生まれ。フリーランスジャーナリスト。月刊誌『文藝春秋』記者として「事件の核心」「黒幕」「悶死―新井将敬の血と闇」などを執筆。2000年に独立。事件、経済、政治などをテーマに執筆活動を続けている。フジサンケイグループの権力闘争を描いた『メディアの支配者』(講談社文庫)で第27回講談社ノンフィクション賞、第4回新潮ドキュメント賞を受賞
伊藤博敏[イトウヒロトシ]
1955年、福岡県生まれ。ジャーナリスト。東洋大学文学部哲学科卒。編集プロダクションを経てジャーナリストに
安田浩一[ヤスダコウイチ]
1964年生まれ。ノンフィクションライター。『週刊宝石』(光文社)、『サンデー毎日』(毎日新聞出版)記者などを経て2001年よりフリーに。12年『ネットと愛国』(講談社)で第34回講談社ノンフィクション賞、15年『G2』(講談社)掲載記事の『外国人「隷属」労働者』で大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞
窪田順生[クボタマサキ]
ノンフィクションライター。テレビ番組制作、週刊誌記者、新聞記者、雑誌編集者を経て、現在は報道対策アドバイザーとしても活動。著書に『14階段―検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞
林克明[ハヤシマサアキ]
ジャーナリスト。業界誌、週刊誌記者を経てフリーに。チェチェン戦争のルポ『カフカスの小さな国』で第3回小学館ノンフィクション大賞優秀賞、『ジャーナリストの誕生』で第9回週刊金曜日ルポルタージュ大賞受賞。最近は労働問題、国賠訴訟、大学内身分差別などを中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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