出版社内容情報
本書には、たくさんの仏像の姿が掲載されています。
その線を心を込めてなぞることで、仏像の姿を細部まで知ることができるでしょう。
そして解説を読むことで、その意味するところを理解し、仏法へ近づくことができるかもしれません。
―本文より
「ほとけの履歴書」でおなじみの東京藝術大学大学院教授・籔内佐斗司先生が、仏像と写仏の世界を案内します。
写仏はペン一本で誰でも簡単にはじめられます。
心をしずめ本書で紹介する精緻なイラストをなぞることで、あなただけのほとけさまが姿を現すでしょう。
内容説明
釈迦如来、弥勒菩薩、阿修羅…ペン一本で癒やされる国宝仏の絵40。ストレスがすぅ~っと消える。
目次
写仏をはじめよう!如来部(釈迦如来―歴史上に実在した唯一の如来;阿弥陀如来―極楽浄土に住むほとけさま ほか)
写仏をはじめよう!菩薩部(弥勒菩薩―兜率天で修行中のほとけさま;観音菩薩 聖観音―もっとも親しまれている慈悲の菩薩 ほか)
写仏をはじめよう!明王部(五大明王 不動明王―煩悩に迷う衆生を憤怒の形相で導く;八大童子―不動明王に従う眷属 ほか)
写仏をはじめよう!天部(四天王 持国天―甲冑をつけた天界のガードマン;四天王 増長天―南方の守護神 ほか)
著者等紹介
籔内佐斗司[ヤブウチサトシ]
彫刻家。東京藝術大学大学院文化財保存学教授。1953年大阪市生まれ。東京藝術大学及び大学院で彫刻を学んだ後、同大学院保存修復技術研究室で仏像の古典技法研究と修復に6年間携わる。その間に修得した技法を駆使して、独特な木彫作品を制作する一方、屋外に展示するArt For The Publicとしてブロンズ作品も多く手がける。2004年に現職に就任。「平城遷都1300年祭」(2010)公式キャラクター「せんとくん」をデザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。