出版社内容情報
中国主導のAIIBにはイギリスも参加し、最終的には100国以上が参加予定といわれています。中国が徐々にアメリカの金融秩序に風穴を開け、その覇権を握ろうとしています。そしてそれに英国王室は参加を決めました。アメリカ覇権から中国覇権に舵が切られました。世界の秩序は大航海時代から英国王室をはじめとした世界の王室が支配し、その支配を前提にユダヤ資本という金庫番が世界を運営しています。そして世界秩序を守ってきたのがアメリカです。その構造が大きく変わろうとしています。世界の本当の仕組みと、変わりつつある現在の構造を根本的に明らかにします。
内容説明
「英国ショック」でも揺るがない英国王室。王室を頂点とした世界の支配構造を明らかにする。通貨、法律、言語、製造基準、会計基準を握って世界を支配するアメリカとユダヤ資本。そして、女王のディグニティ(dignity=威厳)の前に頭を垂れる世界の財閥たち。
目次
第1章 世界の仕組みとアメリカの覇権(ブレトン・ウッズ体制;ブレトン・ウッズ体制は誰のものか? ほか)
第2章 混迷する世界と台頭する中国(覇権主義のもと、格差が開き過ぎたアメリカ;「威信のないオバマ」にアメリカは任せられない ほか)
第3章 日本人が知らない世界の仕組みと日本経済のこれから(軍産複合体が世界をコントロールしているわけではない;余剰資金がいかさま経済を作る ほか)
第4章 英国王室が世界の富の99パーセントを握っている(国際金融を牛耳る欧米系金融機関の「ギルド」;1997年、アジア通貨危機が襲った ほか)
最終章 日本の行く道(基本姿勢と人間としてのあり方;現実の生き方に関する基本姿勢 ほか)
著者等紹介
真田幸光[サナダユキミツ]
1957年東京都生まれ。曽祖父が真田家(松代)当主。慶應義塾大学卒業後、東京銀行入行。97年独系ドレスナー銀行東京支店・企業融資部長。98年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所助教授に就任。2002年4月同教授、04年4月よりビジネス学部・研究科教授。08年から11年までキャリアセンター長、12年から15年までビジネス学部長、13年からはビジネス研究科長を務めている。社会基盤研究所、日本格付研究所、国際通貨研究所など客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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