宝島sugoi文庫
はみだす力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 187p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800255785
  • NDC分類 702.16
  • Cコード C0111

出版社内容情報

MIT(マサチューセッツ工科大学)助教を務める現代アーティスト・スプツニ子! の初エッセイを文庫化しました。幼少期から現在まで、普通からはみだし続ける著者が激動の半生から得た、自分らしく生きる力とは?「小さな世界で完結しない」「理由を持ってルールを破る」など、平凡な生活から「はみだすヒント」32項を収録。ほか「寿司ボーグ☆ユカリ」「菜の花ヒール」など2009~12年発表作品もカラーで紹介しています。

内容説明

マサチューセッツ工科大日本人助教の「生き方」論!「違う自分」を強みに変える。

目次

1 はみだしはじまりThe Very Beginning(あらゆる体液を垂れ流すカニの話;初めての駄目出し;牛乳とブルマと私 ほか)
2 はみだす力The Power of Odd One Out(新しい生活;ハッピーなフェミニズムを探して;歩道橋を全力疾走した夏 ほか)
3 はみだす未来The Future of Odd One Out(疾走;先生と生徒の幸せな関係;インド ほか)

著者等紹介

スプツニ子![スプツニコ]
1985年東京生まれ。2003年アメリカンスクール・イン・ジャパンを1年飛び級して単身渡英、ロンドン大学インペリアル・カレッジに入学。2006年20歳で同大学数学科および情報工学科を卒業。フリーランスのプログラマーとしてロンドンで働きながら、在学中から開始した音楽活動を継続。2008年英国王立芸術学院(RCA)修士課程に入学。2010年RCA修了。“生理マシーン、タカシの場合。”でアルス・エレクトロニカInteractive Art “Honorary Mention”賞を受賞。マサチューセッツ工科大学(MIT)の助教に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

乱読亭AKIRA@晴釣雨読🎣

73
イギリス人と日本人のハーフ女性。数学がメチャクチャ得意。現代アーティスト。独特な名前(もちろん本名ではない)。そして、この本のタイトル。間違いなくこの本は面白いだろうと思い、衝動買いしました。こんなに型破りな女性初めてです。女性版ホリエモンかと思うくらいでした。幼少期から現代に至るまでの自身の体験談がふんだんに描かれていますが、とにかくぶっ飛んでます(^ω^)今何かに行き詰まっている人にオススメしたいです。あと、Twitterをやってるので、さっそくフォローしました。彼女の今後の活躍に目が離せません。2016/08/24

Gummo

48
Eテレの『スーパープレゼンテーション』で番組ナビゲーターを務めている彼女。ハーフ美人で、現代アーティストで、MITの助教までやってるって、一体どういう人なんだろうと興味を持っていたので読んでみた。本書を読んで思ったのは、彼女は「はみだす力」もスゴイけど、人を巻き込む力もスゴイ。自分がやりたいことが明確だからかな。自分の能力を、自分が思う10倍くらいをイメージして振る舞うようにしているという彼女。「ちょっとくらい背伸びをしたって、そのことで背が伸びるなら、いいんじゃない?」。しびれるぅ。★★★★☆2016/09/22

七村夏子

23
著者の圧倒的な力強さが印象的で、力を分けてもらいました。はみ出す力というのは自分を信じる力で、こんなにも自分を、採算性がないままに遠くへと進ませた、著者の行動力を学びました。自分が楽しいと思ったことを続け、おかしいと思ったものを世界へ表現し伝えていく。そしてその行動力を支える、基盤となる努力。観測されなければないのと同じ。ものを創る人達は気付かされる言葉だと思う。評価されてもされなくても、まずは沢山の人に見てもらうことが重要なのだ。他に代わりのいない人になれば愛されるようになる、この言葉も力強かった。2016/08/04

オオサキ

10
MIT助教ってことから知ってはいましたが、まぁ、面白い!これ、中学生くらいで読んだら、きっと人生観変わっただろうなぁ。同じようなこと感じたことあっても、「全然オレはみだしてないや…」ってなった。今日で今年半分終わりだし、後半ははみだしていこう。うん!『「みんなと一緒」じゃなくていい』!うん!『好きでもない相手に嫌われたって、気にしない』!楽しんで生き直してみよう、今から。2016/06/30

シタン

7
変な名前のはみだし人生。とある理由でこの方には親近感を持っており、とてもフェアな評価はできないけれど、とにかくこの本はいい!既にはみだしちゃってる人、それでいいのだ!はみだす勇気がない人には、一歩でも踏み出せるように背中を押してくれる。多分この人、ビッグ5性格分析で開放性マックスだろうな。断片的なエピソードの集まりで、それぞれにはみだすヒントが書かれている。天才なのか何なのか、心理学・脳科学的に正しいテーゼが書いてある。東京、ロンドン、デリー、ボストン、理系名門大学から一流藝大まで、縦横無尽に駆け巡る。2018/04/26

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