出版社内容情報
日本で初めて「オイルクレンジング」をつくり世界を席巻した植村秀。メイクの仕方を見せるメイクアップショーを初めて披露したり、当時美容室で販売するスタイルをとっていたコスメをブランドショップという形で確立するなど美容業界のパイオニアとして死してもなお注目されている。先見の明に長けた先駆者・植村秀の人生哲学や思考を格言にのせてご紹介。植村秀を知るそんな友人、知人、愛弟子であるシュウウエムラインターナショナルアーティスティックディレクター・打出角康さんをはじめ数々の証言からわかった植村秀の素顔と真髄が垣間見れる一冊です。
内容説明
美容の世界で新風を巻き起こしたシュウウエムラ創始者の名言集。
目次
第1章 革新者の眼―先を見通す力にはいつも驚かされた(やらないよりやって失敗したほうが良い;今までになく誰もやらなかったことに挑戦したい;冒険心は確実に人を変える ほか)
第2章 豊かに生きる―品格があり落ち着いた雰囲気を持つ人格者でした(ハングリーというのは嫌ですね;上質であれば余分なものはいらない;アートとは普遍的な美を創造すること ほか)
第3章 シュウウエムラのDNA―軌跡を読むだけできれいになれる(伝統は革新の連続である;色は無限にある。そう、一人ひとりの個性と同じ;世界で一番うまい人と同じことができたら世界で一番うまくなれる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
12
日本初の男性メイクアップアーティストであり、世界的な化粧品メーカーの創設者でもあった植村秀氏。その仕事ぶりだけではなく、生き方にも美意識が溢れている。手順を守り道具を大切に扱う。日本的だと思った。2021/11/15
人味
0
シュウウエムラという人物名は知っていても、何をした人なのかは知らなかった。 当時としてはかなり珍しい男性のメイクアップアーティストとして活躍した方だそう。 私は彼のように美に対してストイックにはなれないが、メイクに対してもっと自由に楽しく接することが出来たらと思う。2021/07/22