宝島社文庫
ナイチンゲールの沈黙 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 511p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800247995
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

傑作医療ミステリーが、新装版になって登場です! 東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌・網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。そんな折、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく……。

内容説明

小児科病棟に勤務する浜田小夜の担当は、眼の癌=網膜芽腫の子供たち。看護師長・猫田の差配で、不定愁訴外来の田口公平は彼らのメンタルサポートをすることになった。だが同じ頃、患児の父親が殺され、小夜は警察に嫌疑をかけられてしまう。さらに、緊急入院してきた伝説の歌姫に、厚生労働省の変人・白鳥まで加わり、物語は思わぬ展開に―。大人気「バチスタ」シリーズ第2弾、装いを新たに登場!

著者等紹介

海堂尊[カイドウタケル]
1961年、千葉県生まれ。医学博士。外科医、病理医を経て、現在は独立行政法人放射線医学総合研究所・重粒子医科センター・Ai情報研究推進室室長。2006年、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ううちゃん

42
「チームバチスタの栄光」を少し前に再読し、改めて面白かったので、シリーズの2作目に手を出したのだが(これも多分読んではあったはず)。う〜ん、歌でこうなんです、ああなんです、と言われてもこちらはへえ…と引いてしまう。小夜にもイライラさせられっぱなし。正直言ってなんじゃこりゃな読書で後半はほぼ飛ばし読み。白鳥のキャラも全然活かせてないし、がっかり。酷評で申し訳ない。まぁまた次作を読んでみるか。2024/02/10

まーみーよー

26
バチスタシリーズ第二弾。癖のある登場人物が前作より更に増えて、次作以降も主人公の田口とのやり取りがありそうで、楽しみです。 ただ、肝心の内容は前作の方が良いかなあ。科学的な部分と非科学的に思える部分のバランスがちょっと非科学的寄りに思えたかな。また被害者、加害者の人物像がちょっと薄っぺらくも感じてしまった。事件よりも院内の人間関係を楽しむ一冊であった。2021/02/24

Yobata

26
バチスタに続いて「沈黙」も完全版化。やはり一冊に纏まると厚さにビビるなw再読。オレンジ病棟での網膜芽腫の子達と冴子,小夜の歌い手の話。小児科が舞台で、冴子と小夜の歌声が奇跡を起こす…視力を失った子供達に対し、歌声が「共感」を呼び、治療法になるというのは感慨深かった。モルフェウス,アクアマリンで冷凍睡眠し知能が格段に上がる佐々木アツシ君はそういや「沈黙」が初出だったね。その後としては瑞人君と小夜ちゃんは4Sエージェンシーとなって黄金で再登場するんだね。「沈黙」は「凱旋」の印象が強いのであまり覚えてなかったw2015/11/07

25
田口・白鳥シリーズ2冊目。唄から映像が見えるのか?二人の歌姫が登場。入院患者の子供たちは眼球に癌が巣窟している。子供の治療に積極的じゃない父親が殺害された。白鳥と同じクラブだった加納警視正なるキャラクターも登場。田口と白鳥、白鳥と加納、仲が良いやら悪いやら。2025/02/20

toshi

24
バチスタシリーズ第2弾。医療ミステリー?っていいのかな?バチスタとはちょっと方向が違う感じですね。面白くないわけではないけど軽く肩透かし食らったかな。2017/04/11

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