内容説明
初代真田幸綱は山岳戦を得意とし、尾根伝いに山城のネットワークを広げ発展。二代真田昌幸は、国造りのヴィジョンを自らの智謀と情熱を使い実現していった。そして三代真田信繁(幸村)は、乾坤一擲の戦いの中で人間のもつ創造性と可能性をこの世に示した。真田三代の軌跡と強さのひみつを、「城」と「合戦」を入口にひもとく。すべての城の縄張図を紹介し、真田三代の合戦も詳しく解説!
目次
第1章 真田氏発祥の地―真田郷の城(松尾古城―美しい稜線に築かれた真田氏最初の城;内山城―佐久地方の最重要拠点 ほか)
第2章 上杉との決戦の地―川中島周辺の城(地蔵峠の長城塁壁―真田郷を守る西の防衛戦;海津城―武田氏の北信における最重要拠点 ほか)
第3章 戦国大名への飛躍の地―上州の城(岩下城―敵の侵入を阻む巨大な大堀切;岩櫃城―真田氏の飛躍を支えた城塞都市 ほか)
第4章 真田家の威信―昌幸の城(真田氏館―真田昌幸の目指した国づくりの原点;上田城―真田不敗伝説ここに始まる)
第5章 自らの誇りをかけた―信繁(幸村)の戦い(真田丸―大坂冬の陣最大の激戦地;大坂の陣合戦地―新たな真田伝説の始まり ほか)
著者等紹介
二宮博志[ニノミヤヒロシ]
城郭復元マイスター。東京都出身。小学生の頃よりお城に興味をもつ。サラリーマンを経験後、パートナー産業の代表取締役に就任。会社での新商品の開発において、以前から城郭全体を表現したモデルがないことに疑問を感じていたので、城郭復元モデル「城ラマ」を開発。「城ラマ」発売後、商品が注目されると同時に自身も「タモリ倶楽部」を始めとした多くのメディアに出演し、執筆や講演も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えるまぁ
めめんともり