内容説明
その目が気に入ったんだ。この世のありとあらゆる負を呑み込んだようなその澱んだ目がね。美少女でありながら、目つきの悪さから人に疎まれてきた少女は、あるとき異世界に喚び出される。“神”らしき謎の男から、「何でも願いを叶えてやる」と言われた彼女が願ったのは、「平均的な」目つきだけ。しかしその男はその願いを、「（邪神として）平均的な」目つきとして叶えてしまった！？かくして、邪神としてのスキルを手に入れ、異世界で今まで以上に理不尽に避けられるようになってしまった少女は、安寧を求めてダンジョンの奥に棲み着いたのだった…。
著者等紹介
北瀬野ゆなき［キタセノユナキ］
『邪神アベレージ』にて第３回エリュシオンノベルコンテスト（なろうコン）金賞を受賞し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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しまふくろう
14
表紙が可愛くて購入。挿絵も宜しかった。 物語は邪神に気に入られた主人公が邪神の能力を与えられて異世界に放り込まれた話。他意の無い行動がどんどん酷い結果になって行くのが面白い。どういう結末になるか楽しみ。2019/05/30
烟々羅
13
実物をみたら買ってしまった。 本書の発売日・9月7日にあわせてジャンル取扱いに力をいれている書店を訪れた。その二週間ほど前から掲載サイトの複数の読んでいる小説に書籍化の告知があり、それぞれが書店でどのように取り扱かわれているかみておきたい程度の気持ちだったはずなんだが。結果これ「だけ」を買った。 とくに目立つ加筆はなく、第一部がそのまま収録されている。なぜ、この作品だけ特別扱いに買うほど好きなのかは、まだ考慮中だ。ジャンルのファンのためのお約束事をふまえた作品だが、普通の軽小説として評価したいと思う。2015/09/11
nawade
2
★★★☆☆ Web版未読。第3回なろうコン大賞金賞受賞作。とある神に目付きの悪さを気に入られ、邪神スキルを与えられた上、異世界転移させられた少女の受難の日々を描いたコメディ。ご愁傷様としか言えない少女の運命を悲劇的に描くのではなく、残念系コメディに仕上げている。自分の身に起こった不幸に打ちひしがれるのでなく、かと言って無駄に前向きに生きるのでもなく、穏便に収めようとするも裏目裏目に出て、ある意味転落人生一直線なのに微笑ましく読めてしまった。2016/02/27
もちづき
2
あまり期待せずに手に取りましたが、意外に面白かった! 異世界召喚・ダンジョンマスターもの、とでも言う作品。ラストの軍勢との戦いは笑った。次が出るようなら買います。2015/11/14
J・Kaiyou3426
2
読了。「小説家になろう」で見かけて読んだが合わないと思って一旦は読むのを止めたが、店頭で見かけて買ってしまった作品。 この作品は絵が有ってこそ見栄えする作品なんだな改めて読んでみて思った。 この巻では、途中までしか描かれてなく、webの方で最後まで読んでしまった。 最初は、合わないと思ったが、読んでみないと分からないもんだな。2015/09/18
