出版社内容情報
シリーズ累計31万部突破! 大人気のショートショート・アンソロジー「ひと駅ストーリー」シリーズ第6弾です。今回は「食」にまつわる様々な話をお届けします。どんでん返しの帝王・中山七里や「行動心理捜査官・楯岡絵麻」シリーズ佐藤青南、ベストセラー「珈琲店タレーラン」シリーズ岡崎琢磨、ドラマ「一千兆円の身代金」八木圭一など今もっとも旬な作家が30名以上の豪華競演です。
内容説明
一話完結、一作5分で読めるショートショート・アンソロジー。第6弾は“食”にまつわる全37話。アメリカで死刑宣告された男が、突然狂ったように食べはじめる「死ぬか太るか」。『珈琲店タレーラン』の人気メニューが、ある夫婦の真相を暴く「このアップルパイは美味しくないね」。皿うどんに隠された真実が明かされたとき、感動に心が震える「思い出の皿うどん」など、涎ものの作品が目白押し!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅう☆
90
グロい食材での衝撃ってのが意外に多かったかな。だからこそオチが読めたりしたけどね。人生いつかはやってくるかもしれない現実だけど愛を感じた『思い出の皿うどん/佐藤青南』、はったい粉の思い出が蘇るも実は…『おさらば食堂/咲乃月音』、きっとステキな夫婦になる予感の『ミルフィーユの食べ方がわからない/相戸結衣』、節約料理上手だからこその縁が喜ばしい『腐りかけのロマンティック/深沢仁』、とにかく食べてみたい『お弁当/小泊フユキ』、スカッとした『カレー屋のインド人/石田祥子』と切なくも温かい物語がよかった。2018/04/28
machi☺︎︎゛
74
確かに5分程度で読める話が37話!様々なジャンルの話だけど、ほとんどにオチがあったりどんでん返しがあったりホロッとがあったりで飽きずに読めた。合間時間とかにピッタリの一冊です! 2018/09/15
なな
46
目まぐるしくストーリーが変わり、一気に読んだら頭が追いついていかずパンク気味になりました。バラエティに富んでいたので飽きずには読めました。美味しそうなお話しはあまりなく、グロテスクなのが多い気がしました。個人的には、タレーラン、スープ屋しずくのお話しが読めて嬉しかったです。2019/06/11
coco夏ko10角
39
食がテーマ、37人の作家さんによるSS集。食ってことはカニバリズムを扱ったのがいくつかあるんだろうなぁ…と思ったら少なく、思った以上に色んな内容が楽しめた。柊サナカさん『ロックスターの正しい死に方』、深沢仁さん『腐りかけロマンティック』、石田祥さん『カレー屋のインド人』、友井羊さん『朝のミネストローネ』がよかった。2016/10/17
飛鳥
30
大好きです、このシリーズ。今回の食のお話も奇想天外な物や 怖い話、感動ものまで幅広いラインナップで楽しませてもらいました。どのシリーズでもあんな数ページに内容の充実したおお話がギュッと凝縮されてて毎回感動です。食の大切さを考えさせられる本でもありました。2017/05/30
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