実業之日本社文庫<br> プリズム

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実業之日本社文庫
プリズム

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408557335
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年
貫井徳郎作品 連続刊行プロジェクト 第1弾

女性教師が自宅で変死--
謎が謎を呼び、推理が推理を呼ぶ
貫井徳郎 本格ミステリの最高傑作!

女性教師はなぜ死んだ?
多重解決ミステリの神髄!!
小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。ホワイトデーにチョコレートを送った同僚の男性教師が容疑者として浮かび上がり、事件は簡単に解決すると思われたが……。浮かんでは消える容疑者たち。いったい誰が犯人なのか? 死んだ女性教師は何者だったのか。推理が推理を呼ぶ、超絶技巧の挑戦作であり、ミステリの常識を超えた衝撃作!
解説/千街晶之

【目次】
Scene1
虚飾の仮面
Scene2
仮面の裏側
Scene3
裏側の感情
Scene4
感情の虚飾
解説 千街晶之

内容説明

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。ホワイトデーにチョコレートを送った同僚の男性教師が容疑者として浮かび上がり、事件は簡単に解決すると思われたが…。浮かんでは消える容疑者たち。いったい誰が犯人なのか?死んだ女性教師は何者だったのか。推理が推理を呼ぶ、超絶技巧の挑戦作であり、ミステリの常識を超えた衝撃作!

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

145
物語は小学校の女性教師が自宅で変死している場面から始まる。疑惑の残る不可解な死は大きな謎を残す。それはいったい誰が犯人なのかと言う事。4つの章から構成された物語は、各章ごとに女性教師に関わる人物によって推理が披露されていく。女性教師との関係性、残された情報などなど…。視点や立場が変われば推理の在り方も変わる。はたしてどれが正解か?真相は他にあるのか。想像を膨らませつつも、最後まで明らかになることはない。見える角度が変わる事で、多面的な謎解きを楽しめた。いずれにしても最後の章の推理だけは違っていてほしい。2023/01/21

納間田 圭

100
会うたびに別人のよう。目まぐるしく姿を変える万華鏡か…あるいは様々な色で光を乱舞させるプリズム。若い小学校の美人教師の絞殺死体が見つかった。現場は…自宅アパート。横には睡眠薬入りのチョコレート。玄関のドアは施錠されていて、ベランダの窓ガラスは割られていた。いったい誰が何のために…彼女を殺したのだろうか。教え子、同僚教師、元恋人、不倫相手の4人が…独自の推理を巡らせる。各章で真相に迫るが…ことごとく破壌。考えれば考えるほど…収拾がつかない。角度によって…屈折し異なるものに見えてくる。誰もが犯人に見えてくる2024/04/28

annzuhime

48
小学校の女性教師が自宅で死亡した。これは殺人事件なのか。それぞれの登場人物の目線からの犯人探し。やや強引な推理もあれば、確かに怪しいと勘繰る推理もあり。そして最後には…。こういう終わりなのね。貫井さんらしく読みやすい文章でしたけど、モヤモヤしたまま読了です。2022/07/31

keiトモニ

32
5年2組担任の山浦美津子先生は相当な美人で人気。でも“他人を自分の意のままに従えるのは当然と思っていて、自分を他人に合わせるすべを知らない女だった”とか。それアホそのものじゃん。自由奔放もここまでくりゃそりゃ殺されるわ。彼女に溺れたのが、2組の小宮山君のお父さん。大学病院の外科医。ああ世も末か。彼に事情を訊く仁科刑事“奥さんが感づいているような気配は?…それはないと確信してます”…相棒の太田刑事“いくらバレていないと思っても、女房は男が思うよりずっと勘が鋭いものですよ”そうです。女房は確実に気付いてます。2022/12/10

ちゃちゃまるり

24
小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。その容疑者はホワイトデーにチョコを送った同僚なのか。四章の構成で各章によって探偵役が変わりそれぞれの立場で真犯人に迫る。探偵役によって被害者への心象が違うためそれぞれの見解により人物像が変化していくのが面白い。ラストがこうなったのはきっと著者が事件の犯人に重きをおいてなかったからのように感じた。2023/10/28

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