０円から愉しむ京都案内―通だけが知っている「見る・味わう・買う」逸品

「京都案内」編集部/杉本 節子/杉本 歌子【著】

宝島社（2015/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 127p／高さ 21cm
• 商品コード 9784800243003
• NDC分類 291.62
• Cコード C0077

出版社内容情報

本書は京都の旧家に住み、京都のメディアにさまざまな情報を発信している杉本姉妹が、0円～1,000円までの価
格帯で、是非見ておきたい、味わっておきたい、買っておきたい京都の食、寺、宿、工芸品、観光、土産などを、写真と文章で紹介します。巻末に、「ちょっと大人の京都」として1,000円以上の京都案内ページを設けます。

内容説明

「クロワ・ルース」のチーズ・カンパーニュ１８０円、「茶房元庵」のおうす、「錦湯」の入湯料、「松栄堂」の白川、「承天閣美術館」の月夜芭蕉図、「養源院」の白象図と松図、「村上重本店」のしば漬、「貴船神社」の参道、「大報恩寺」の釈迦十大弟子像、「半兵衛麸」の細工麩、「めなみ」の夏野菜の炊いたん、「齊藤酒造」の古都千年、「シェ・カジモド」のマルガリータ…１，０００円以下の情報満載！京都人だけが知っている安くていいもの、長く愛されているもの。

目次

糺の森―０円
「醒ヶ井」の井戸水―０円
「水田玉雲堂」の唐板―７００円
「六曜社」のコーヒーとドーナツ―６４０円
「蓮月尼」ゆかりの地―０円
「文の助茶屋」の京好み―９００円
「嵯峨鳥居本」の町並み―０円
「上賀茂神社」のお守り―８００円
「下鴨神社」のお守り―８００円
「葵屋やきもち総本舗」のやきもち―１２５円〔ほか〕

著者等紹介

杉本節子［スギモトセツコ］
料理研究家。公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長。京都の食文化に関わる講演、執筆、テレビ番組出演、展示監修、店舗メニュー監修など。平成２１年京都府あけぼの賞受賞。同２６年京都市「和食―京の食文化」特別表彰。京都府・京都市「京都・和食文化推進会議」企画運営委員

杉本歌子［スギモトウタコ］
公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会学芸部長。京都造形大学非常勤講師。国指定重要文化財となった実家「杉本家住宅」の維持保存のため、所蔵美術工芸品や史料の整理研究、京商家の暮らしや精神を伝える講演活動に従事しながら、日本画の表現活動を行う。日本画個展開催（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Nat]

図書館本。さらっと読了。2月に二条城に行ったのに近くにある「茶房　元庵」のことを知らなかった。予習して行ったはずなのに存在に気づかなかった。残念。いつか抹茶のロールケーキとお茶のセット食べたい！

2023/03/30

[田中峰和]

京町家で重要文化財として有名な杉本家住宅の次女節子さんと三女歌子さん執筆の本。京都市最大規模の古い町屋建築の姉妹だけに伝統的な京都の衣食住、名所の知識は豊富である。糺の森や東福寺の山門など無料で見られる歴史的な名所から６万円の滝口和男の小皿５枚セットまで京の暮らしを彩る様々を紹介してくれる。無料の名所はいいのだが、祇園のお茶屋バーなど一見さんお断りの伝統を守る店まで紹介することに意味があるのか。０円からしか利用できない人の楽しむ場所と上流階級の人が楽しむ場所は別物。それこそ京都らしさなのだ。

2021/04/09

[パ]

確かに0円｢から｣だったね。つい0円｢だけで｣だと思ってしまったわ。特に目新しいことはない。旅行ガイドよりは読み物。

2015/10/25

[たま]

家に居ながらあっさりと読める京都案内。

2015/10/08

[Hiroyuki Masubuchi]

2015/10/05