宝島社文庫
逆転尋問 弁護士探偵の反撃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800242419
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

弁護士の「私」は、新米女性弁護士・土田と一緒に、福岡県警察博多警察署留置場にいた。法テラスから、被疑者国選弁護士選任の依頼があったため、傷害罪で逮捕勾留されている女性に接見しに来たのだった。ところが、この女性は当初から完全黙秘を貫いており、「留置番号二〇三号」と呼ばれている。彼女はいったい何を隠しているのか。事件に興味を抱いた「私」は、過去のある事件に着目するが――。『このミス』大賞受賞作家であり現役弁護士が描く本格リーガル・サスペンス!

内容説明

弁護士の「私」は、新人女性弁護士・土田有里と博多警察署留置場にいた。法テラスからの依頼で、傷害罪で逮捕勾留されている女性に接見しに来たのだった。ところが、この女性は当初から完全黙秘を貫いており、留置番号二〇三と呼ばれていた。彼女はいったい何を隠しているのか。「私」は過去のある事件に着目するが―。『このミステリーがすごい!』大賞受賞作、待望の続編が文庫化!

著者等紹介

法坂一広[ホウサカイッコウ]
1973年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。福岡県で弁護士として活動している。第10回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『弁護士探偵物語 天使の分け前』で2012年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クボタ

9
法坂一広「弁護士探偵物語 天使の分け前」に続いて2作目。高校の後輩と言うことで読み始めたが、最初の「天使の分け前」では天邪鬼な主人公が好きになれずあまり面白いとは思わなかった。今回のこの作品は主人公の天邪鬼さは変わらないが何だか好感が持てるようになった。新米弁護士土田有里も面白く、これからこのコンビでの物語が続くことを期待したい。また、サッカーJリーグアビスパ福岡やジャズの話題も豊富でどちらも好きなので満足した。2016/01/18

キムチ猫屋

6
恐らくと言っては失礼だが、「小粋な」言葉の言い回しが、私にはちょっとタルかったです。途中で読むのを止めようかと思ったけど、後半で盛り上がってきて、なんとか完読。だけど、犯人も・・・、もうちょっと、なんか欲しいわ!全体的に物足りない、です。2019/10/20

ゆーたろー

5
弁護士探偵シリーズの第2弾。相変わらずハードボイルドチックな弁護士が愚痴をタレながら活躍(笑)。今回は修習後の即独した若いお姉ちゃん弁護士に巻き込まれる感じでどっぷり事件にかかわっていく。完黙の被疑者の国選弁護を担当するお姉ちゃん弁護士の指導役のはずが、いつのまにか事件のど真ん中に。例のごとく、一筋縄ではいかない事件に発展するが、、最後の法廷は見物。世間をちょっと斜に構えた感じで見ていたり、音楽に拘っているいないようで結構拘っていたりするところが面白くもあり、面倒くさくもある。そこが弁護士っぽいかも(笑)2015/07/02

みぬむし

4
最初はなかなか入り込めずに読むのに時間がかかったけど、途中からぐっと引き込まれて一気読み。都合よすぎるやろーっと思いつつも楽しく読了。前作を読まずに読んでしまったのがちょっと残念。2017/05/18

tako_machida

4
アビスパファンの法坂さんらしく、アビスパネタがちらほら(笑)ストーリーは、特段目新しくはないですが、テンポが良く読みやすかったです。現役弁護士らしい制度に対する視点も必見。2015/07/04

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